チェンソー買いたい人必見!チェンソー初心者が語るチェンソー購入の方法 ①チェンソーメーカーはどこが良い?

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管理人はチェンソー初心者です。

チェンソーってどこのメーカーがどんなものを作っているかなんて知らなかったです。

今回はそんな初心者の方のためにも国内外色々なメーカーのチェンソーをみていただき、さまざまなメーカーの情報にふれていただこうと思って書きました。

チェンソーに詳しい人って、林業家の方かチェンソーアートをたしなまれている方くらいなんでしょうか?

なんにしましても、プロの人はどこに行って買えばいいのかなんて知ってるし、そんな人がわざわざチェンソーを初めて買う人に語ってくれるとも思えません。

ってことで、私がチェンソーをどうやって選び、どこで買うことにしたかをまとめていこうと思います。

*林業会社に勤めてみてわかったことを下記記事にしてみましたのでぜひ読んでください。

というわけで、2回にわたってブログをアップしていこうと考えています。

①チェーンソーメーカーはどこが良い? ←今回です。

②チェンソーの購入先←第②はこちら。

はじめに

チェンソーは色んなメーカーが作っています。

私がチェンソーのことを全く知らない時分に、「国産の安いやつでええわー」なんて思ってました。スチールはまだしも、ハスクバーナなんでメーカー、全く知りませんでした。チェンソーメーカーによってはプロ向け、一般向け商品を分けてラインアップしているところがあるんです。

プロ向けは重要部品が金属で高機能な分高い。一般向けは部品に耐久性を追求しないことや、高機能を省く分安い。と思ってもらって大丈夫だと思います。

私の目で、一般向けとプロ向け商品ラインアップが十分に揃ってるな!というメーカーのみ、【プロ向け・一般向けアリ】と表記してみました。

また、初心者の方にチェンソーに興味を持っていただきたいため比較的おもとめやすい価格帯のチェンソーを選びましたのでぜひショップページを訪問してください!

*それでは、順不同に挙げていきます。

【国内メーカー】

やまびこ(共立エコー)やまびこ(シンダイワ)【プロ向け・一般向けアリ】

マキタ

リョービ

日工タナカ

ゼノア(ハスクバーナ・ゼノア)【プロ向け・一般向けアリ】

シングウ

国内メーカーの中で、生産から販売(OEM含む)までしているのはこの6社が全てだと思います。

【海外メーカー】

ハスクバーナ(ハスクバーナ・ゼノア)【プロ向け・一般向けアリ】

スチール【プロ向け・一般向けアリ】

・ドルマー(マキタ)今回は紹介なし

など。他ありますが、手に入る入らないを含め、これくらいにしておきます。

国内、海外あわせると、チェンソーを作ってるメーカーってけっこうありますね。

《共立エコーとシンダイワ》

【プロ向け・一般向けアリ】

共立エコーっていうのとシンダイワっていうのが同じ《やまびこ》という会社に合併されました。同じ会社が2つのブランドでチェンソーをだしています。 

このエコーとシンダイワ。共立エコーは国内ではおもに一般向けの製品を造られているようです。シンダイワについてはプロの間でもバリバリ使われているブランドなんでこなれているし、日本全国のホームセンターや農機具屋さん向けの製品もつくられています。

シンダイワでは刈払機にも定評があり、R26-2Wというプロ用山林対応モデルは私も林業会社時代に使ったのですがパワフルで非常に良かったです。

 

◎→エコー=一般向け。安物では決してないが、多くの方が扱いやすいような価格帯。

シンダイワ=海外メーカーやゼノアにも劣らない品揃え。大排気量モデルも存在し、プロの要求に十二分に応えるブランドである。機械屋さん中心の販売ルートか?

△→スチール、ハスクバーナに比べて、同じクラスで比較すると防振性能が悪かったり、エンジンが先進性能を持っていなかったりと、安全性、環境性能においては一歩譲る感が否めない。

《マキタ》

言わずとしれた、建築業界きっての機械工具メーカー。

電動で、しかもバッテリーツールに強いメーカーとして知られている。エンジンチェンソーも扱っており、過去にドルマー社を吸収してからエンジンチェンソー開発が盛んになったようです。

 

◎→電動工具での信頼性、見慣れたボディカラーから、安心感があるように思う。今まで機械金物屋さんとのつき合いがあるのであれば実物を見ることもが出きるかもしれません。

△→チェンソーも電動が中心の品揃えで、広葉樹を連続して玉切りするような排気量を持つチェンソーラインアップがありません。 

《リョービ》

ホームセンターでは無敵の知名度を誇ることが特徴的ですね。

言い換えれば、ホームセンターとよくお付き合いされる個人の方には気兼ねなく購入できる面でもお勧めかもしれません。

 

◎→ホームセンターでのお買い物が中心なら良し。 

△→上のモデルで7kgと重い。

《タナカ・日立》

かつて日立工機とタナカという別会社が合併。100年の歴史を持つ会社。

地域によっては建機レンタル屋さんルートなどで使われていることも。

 

◎→建機メーカーのお客さんをみこしているだけあり、小排気量から伐採用までラインアップされている。

△→とくになし

《ゼノア》

【プロ向け・一般向けアリ】

国内チェンソーメーカー大手です。

私も草刈り機はこのゼノアブランドを購入しました。販売ルートは機械屋さん、チェンソー屋さん中心です。特にプロ用機種はホームセンターでみかけることはありません。

海外大手ハスクバーナに吸収されたため最近ではハスクバーナゼノアと名乗る。

そのため、日本向けハスクバーナチェンソーの一部低排気量モデルでゼノア製造のモデルがあります。

 

◎→小排気量から中気量まで、スチールやハスクバーナに負けないラインアップを誇る。防振対策も国内モデルの中では良い方だし、何より環境対策エンジンを世界に先立って開発、販売したことは特筆すべきである。環境対策エンジンは、ガソリンを薄く燃やすために温度が上がりやすく、また馬力が落ちやすいため開発が難しいとされているため、他国内メーカーではここまで開発しきれていないのが現状である。

△→価格や購入のしやすさを度外視すれば、ライバルはシンダイワか?自社ブランドハスクバーナに大排気量モデルがあるので、ハスクバーナとゼノアで総合ラインアップを組めばライバルはスチール一択となる。△がつけにくいが、モデルラインアップをハスクバーナ込みで考えなければいけないところがデメリットか。ハスクバーナに浮気しやすいように思う。

《シングウ》

上記チェンソーは価格・排気量・重量(4kg)が非常にバランスの良いモデルです。

それ以外にもバリバリのプロ用モデルもラインアップがあります。

新宮商行では社有森の経営管理をされています。無骨なデザインが実務ムキだなということをにおわせてくれていますね。さすが北海道で100年以上続く会社の製品ですね。

◎→行きつけのお店でおすすめされたならば迷わず購入して良いクオリティ。

△→。防振性がちょっと足りないのと、いわゆる環境対策エンジンでないところがデメリットといえばデメリットですね。

《ハスクバーナ》

【プロ向け・一般向けアリ】

何にもいうことがない、みなさん憧れのハスクバーナブランド。

上のモデルはホビー・ソーという位置づけだが価格以上の働きをしてくれますよ。3万円以下でこのクオリティが手に入るのはほんとオドロキです!

下のモデルは50ccのコンピューター制御で排ガス対策エンジン、バリバリのプロ用モデルです。こっちを一台もっておけば他のチェンソーはいらないでしょうね。エンジンの回転数が高く、鋭くふけあがる感じはまさにハスクバーナ!といったところでしょうか。こちらのモデルは林業現場で多く使われています。

 

◎→とにかくあのオレンジとデカールがかっこいい。性能もいいし、音も良い。日本全国どこにいっても自慢できるwチェンソーであるといえる。一般の人でもハスクバーナ製品には一目置いてくれることがある。最新機構をどんどん取り入れ、コンピューター制御のキャブレターを搭載しているのはスチールとハスクバーナのチェンソーのみだと記憶している。

△→ゼノアブランドと似た形のチェンソーであるため、性能云々よりも、「昔のハスクの方が良かった」なんて声も聞こえてくる。排ガス総量規制の関係もあってかハスクの長寿モデル346XPは550XPと同等クラスながら未だに販売されている。

*2017/5/9追記 

ハスクバーナから550XPトリオブレーキという安全性において革新的なモデルが発売されました!下記の記事もみてくださいね!

 

 

《スチール》

【プロ向け・一般向けアリ】

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*スチール製品は店頭販売のみの販売となります。

 

このメーカーも何にも私が言うことはありません。

最新のスチールチェンソーが最高のチェンソーとばかりに最新機構を盛り込んでくるメーカー。また、唯一の対面販売しか販売方法を認めないメーカーでもある。

上記写真は私の所有モデルの最新機種です。

大径木を玉切りしたり伐採するのでなければ201C-Mという35ccモデルで十分活躍してくれるでしょう。

林業現場でも傍らに必ず置かれている機種でしたし、道路沿いの枝木を伐採するような現場ではメインで活躍してくれてましたよ。

 

◎→販売店が近くにあるんであれば一度は手に取っていただきたい高性能高耐久性能。スチールの一般向けモデルは薪ストーブユーザーにも十分にオススメできる耐久性があると思う。

これはハスクバーナでもゼノアとかでも言えることだけども、これくらいのメーカーになれば一般向けモデルでも下手な国産より高性能高耐久です。ホームセンターにあるチェンソーを買うくらいなら(ハスクはホームセンターにあるけど)、スチールの一般向けモデルを買った方が後々良いと思う!

△→ハスクバーナ好きからすればずんぐりむっくりスタイルに見えるのか、何も知らない人からは「ハスクのほうがかっこええやんw」って言われることがあった。が、上記写真の最新機種はハスクを凌ぐかっこよさだと私は思う。

 

以上がチェンソーメーカーの紹介でした。 

で、どこから選べば良いか!?

個人的な答え近所にある機械屋さんが扱うブランドを購入せよ! 

というのが本記事での答えです。シンプルでしょう!

一般向け、プロ向けチェンソーは問いません。

 

といっても、他がダメとかそういうわけではないってのが当たり前。

次、②チェンソーの購入先ブログで語る内容がその理由になるんですけれども、チェンソーって全てのメーカーが全ての地域の販売店で買えるっていうわけではないんですよね。

 

つまり、販売ルートってモノがある。

 

スチール専門のみってことはないけど、スチール以外は売りたくないお店かもしれないし、複数メーカーのチェンソーを扱うよっていうお店もあるでしょう。 

 

安心してください。

今回紹介したメーカーの製品なら、防振性能、チェーンブレーキの効き、エンジンの精度、エンジンオイルなどの充実具合、メンテナンスをしてあげようっていう機械屋さんの本気具合、知識量、経験、全てが備わっているといっても過言ではないでしょう。

そういうことを総合的に、初心者の立場で、初心者のワタクシがw考えた結果近所の機械屋さんが扱われるメーカーの製品が良いんではないでしょうかっていうことです。

あ、この数行でブログ②で言いたいことを言ってしまったようなw

 

①チェンソーメーカーはどこが良い?はここまでとします。

続きを読んでもらって、改めて①を読んでもらったり、メーカーホームページを参照してもらうと、色々妄想してもらえるんではないかとおもいます。

チェンソーは一歩間違えば大変危険な道具です。購入してからも安心して使用できるようにしっかりとしたメーカーのものを選びましょうね!

それでは以上です!

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