ネスターマーティンS43の空気調整について

うーむ。2016年の10月18日は暑い。

8〜9月と比べたらそりゃ涼しい。けど、暑い。湿度も高い。

 

<pそう思ってるとおり、昨日の17日には薪ストーブを焚いてません。

が、薪ストーブユーザーたるもの、火を見ない生活はかんがえられへん!っということで、今夜は焚いておりますw

 

今回はネスターマーティンS43の空気調整について考えてみました。

 

 

焚きつけ直後の空気調整

 

下は焚きつけから15分後の写真。

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バーミキュライトの真ん中あたりはようやく煤が焼けて白くなり始めたって感じですかね。ネスターマーティン天板の煙突付近温度は60℃位を指しています。

まだまだですね。*ネスターマーティン販売店さんは、温度計で180℃は保ってくださいねっておっしゃってました。それ以下だと空気は絞らないでくださいってことですよね。

 

もちろんこの時の空気調整は『3』です。

ネスターマーティンS43の空気調整ダイアルは0〜3メモリ表示になっているんです。こんな感じです↓

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細かいことをいいますと、3〜1まで下げる時は空転してるんかってくらいスムーズに回ります。で、1以下に調整となるとグッと重くなる。何かが重い!みたいにです。

 

それはいいとして、とにもかくにも180℃になるまではこのままほっておいたらええわけですよね。3のままで。

 

 

180℃達成後の空気調整

 

で、180℃になったらどうするか!ですが、私個人でいいますと、まだまだ空気調整ダイアルは絞りません。

 

理由は明白。180で絞ってしまうと180℃以下になってしまうからなんですよね。

 

だから、よっぽど薪を多く投入していない限り(どんどん温度が上がっていく見込みがない限り)は天板温度250℃を狙います。

 

実はこのネスターマーティンS43、十分に燠が出来た状態で250℃を指すことが多いんですよね。もちろん10月現在の私の状況でですけどね。

 

燠が多くできた状態で初めて太薪を投入できるっていうのが薪ストーブ界の常識?ですから、私の基準である250℃で空気調整ダイアルを絞りはじめる感覚と、燠の量っていうのは相関関係にあると言っていいでしょうw

 

で、その後の焚き方ですが、多く薪を入れ、空気量を2〜1.5に絞ります。炎の黄色みといいますか、明るさが薄くなり、なんていうんでしょうかねー、夕焼け前?の様な、青色と薄いオレンジ色が混じったような炎になるんですよね。

あ、この時の炎って、煤が立ってなくて明るくないので、透明感があるのも特徴ですよね。

 

ちなみに、この、あまり明るくない炎はネスターマーティンの取り扱い説明書でも推奨されている炎の色となっております。

 

で、そのままほっておくと、燠のみになり、燠からうすーいオレンジ色〜青色の炎が小さく立ち上っている状態になります。

ちなみにこの時、薪ストーブの温度は250℃を指していることが多いんですよね。

私の焚き方だと、炎が上がっている時よりも確実に温度が高いです。燠の力って凄いんですね。

 

 

薪追加後の空気調整

 

燠の力が弱まりすぎる前に、次の薪を投入します。

この時は、2〜3へ空気調整ダイアルをいったん戻します。

薪を入れたため炉内の温度が下がりますし、薪自体も着火するまでに水分を蒸発させていますので余計に炉内の温度を下げてしまいます。ここで炉内温度を下げてしまうのももったいないですし、最小限にとどめておきたいですよね。

 

で、ダイアルを戻したら、少しの時間で薪全体に炎が包まれます。

その後、体感温度や温度計などを参考にしつつ、空気調整ダイアルを絞るかどうかっていう判断をするわけです。

 

面倒くさいようで、これが楽しいんですよね。

 

っていうか、温度が下がってくると『煙突に煤が溜まってしまう!』っていう恐怖感が凄いんですよねw

 

 

就寝時の空気調整

 

そうこうしながら夜も更け、燠状態になった薪ストーブとサヨナラするのを惜しみながら就寝するわけですw 

今のところ『朝まで熾火』っていう考えはないため、就寝前の燠状態ではあえて空気調整ダイアルを2〜3まで開けます。

これっていうのも、『煙突に煤が溜まってしまう!』っていう恐怖感が凄いためです。

 

 

みなさんはどんな風に焚かれているでしょうか?また、私はこれから冬を迎えるにあたり、どんな風に焚いていくのでしょうか?

楽しみでしかたありませんね!

 

以上です!

 

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