薪ストーブを入れる前に知っておきたいこと。読んでおきたい本。

薪ストーブを入れる前に読んでおきたい本

今回はこれから薪ストーブを入れる!という方にむけて「こういうこと知っときゃ良かった!この本良かったよ!」というのをお知らせしたいと思います。

薪はもちろんのこと「焚きつけ材の確保」が重要

焚きつけ材の確保が重要

筆者はこのことを声を大にして言いたい。

というか、薪ストーブって結局これに尽きるんじゃないかってくらい大切なのが焚きつけ材です。

  • 焚きつけ材が無ければ薪ストーブを運転できない

当たり前のことなんですが、意外とナメてかかることが多いから始末が悪いんですよね。

薪ストーブ初年度に薪は用意できても焚きつけ材が十分に用意できたよって人、多くはないように思います。一般論化するつもりはありませんが、少なくとも私は焚きつけ材の減りの早さにあせりましたよ。

今年(2018年)は上の写真のように2×2mの棚に針葉樹をてんこもり積んだつもりですが、11月アタマの段階でもうこれだけ減っています。

というか、これでも少し足したくらいなんです…

 

あ、焚きつけ材ってケチって使うものじゃないんです。

たっぷり使って一気に薪ストーブの炉内温度を上げることが大切です。

  • 炉内温度が早く上がれば煙が少ない
  • 煙が少ない=煙突にススがつきにくい
  • 炉内温度が上がれば薪にスムーズに移行できる

薪の確保も大切ですが、焚きつけ材の確保を一番に目を向けましょうね!

丸枝を小割りできる鉈(ナタ)も用意しよう

動画は1年間「乾かしたつもり」の枝を燃やしたところです。

泡を吹いているようすを見ていただけると思います。

  • 泡=水分
  • 水分=炉内温度をいっきに下げてしまう一番の原因

まさに薪ストーブの大敵!

焚きつけ材の話につながる部分は多いですが、やっぱり大切なことなので伝えておきたいと思います。

枝は丸棒のままじゃまったく乾きませんよ!

ということ。

2ヶ月前にも海老鉈(エビナタ)の記事を書きましたが、小型の鉈をもっているってことは薪ストーブユーザーにとって非常に大切なコト。

アマゾンや楽天でも気軽に手に入れられますのでみなさんもぜひ購入しておきましょう!

加湿器は必携です

冬は乾燥の時期です。ご存知ですよねw

エアコンをつけるとさらに乾燥します。これもご存知ですよねw

それならなぜ薪ストーブに加湿器が必携なんでしょうか?

【答え】

薪ストーブが暖かすぎだから

以上です。

というのは説明不足ですが、実際本当のコト。

  1. 薪ストーブは室温をメチャメチャ上げてくれる
  2. 薪ストーブは室内の空気を外に逃がしてくれる

ってところがポイントでしょうか。

管理人の薪ストーブは「外気導入方式」を取り入れていますので上記2番には該当しませんが、それでも薪ストーブを焚いていれば湿度がめっちゃ低くなります。

20%台は当たり前。

10%台に突入したときはのどがカラカラして眠れませんでした。

ということで、薪ストーブ2シーズン目からは大型の加湿器を導入しました。

この加湿器、ちょっと高価ではありますが6リットルタンクを2台搭載しているので吹抜けのあるわが家の環境でも2階の寝室まで潤わせてくれます。

この加湿器のおかげで30%台をキープすることができますよ!

室温を上げすぎなければ40%台を維持することも可能でした。

ということで、みなさんも部屋の広さに応じた加湿器を考えはじめましょうね!

この本を読んでおこう(現行本)

薪ストーブのすべて

2018年の2月発売のこの本、良い本です。

薪ストーブの楽しみを紹介する、だけで終わる本が多い中、この本は薪ストーブの教科書的です。

ぜひ手元においておきたい本ですね。

一気に読んだとしてもあとから何度でも読み返したくなる。

薪ストーブユーザー必携です。

薪ストーブがわかる本

f:id:firewoodyamazaki:20181110105858j:plain

この本、筆者のお気に入りなんですよねぇ。

薪ストーブのわかる本

ね。読みやすいでしょう。

ハンドブックといえる大きさなのでさらに読みやすく、夕食後にソファに寝そべってなんどもなんども読みかえした事を思いだしますよ。

必携です!

できれば手に入れたい本(絶版本)

薪ストーブ大全

先ほど紹介した「薪ストーブのすべて」が発売されるまではこちらが薪ストーブ本の王様?でした。

もちろん筆者も持っています。

写真や実例なんかはやっぱり古い感じがしますが、基本的な知識を手に入れるにはピッタリの総合本でしたよ。

気になるかたはぜひ手にとっていただきたいですね。

薪ストーブのある暮らし

筆者が持つ「薪ストーブがわかる本」の後ろに隠れて写っていたのがこの本。

絶版となってはいますが買えた当時はなんと1,000円で販売されてたんですよ!

薪ストーブのある暮らし

この内容が1,000円で手に入るなんて素晴らしかったですね。

「日本暖炉ストーブ協会」が監修するだけあって美しい写真や分かりやすい説明にイラストなど非常に充実しています。

これもなんども読み返している本です。

「薪ストーブライフ」はやっぱり集めたい!

薪ストーブライフ

本たな左下に鎮座されている本、みなさんご存知の「薪ストーブライフ」です。

筆者は歴代の薪ストーブライフの中でも気になった特集の分を購入しましたよ。

中古でも良ければアマゾンでいろいろな号が購入できるので良いですよね。

昔のものであれば数百円で手に入れることも可能。

また、デジタルで楽しみたい方や新品のバックナンバーを手に入れたいかたは沐日社のホームページより購入してくださいね。

薪ストーブについて素晴らしく充実したページとなっておりますので楽しいですよ!

 

さて、今回の記事はいかがでしたでしょうか?

薪ストーブ歴3年目の筆者にとって薪ストーブ導入前〜ファーストシーズンの頃はワクワクドキドキしながらも楽しい時期でした。

そんな時期にいるみなさんに近道してほしい…とは思いませんが、後悔はしてほしくありません。せっかく暖かくて楽しい薪ストーブを考えておられるのですから、筆者のこういう意見をカシコクとりいれ、それぞれの薪ストーブライフを充実させてくださいね!

それでは以上です!