薪集めの第一歩。法務局に行って山の所有者を調べました。

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東京都では雪が降ったみたいですね。

檜原村の山中の写真を見る機会があったんですが、5センチ〜10センチ程度は積もっていたように見えました。真っ白でしたね。

 

 

薪集めに動き出す

 

昨日、本ブログ記事にて、『薪集めのために動き出すぜ!』なって言いいましたので早速行動してみました。

 

www.makiyamazaki.jp

 

ということで、本日法務局に行き、近所の山の所有者が誰なのかを調べに行ってきましたので、その方法をおつたえいたします。

今回探した山の所有者って言うのは私の祖父の山です。祖父が所有していたと口頭で聞いていたものの、私が山に興味を持った時点で老衰が進んでいたため、具体的な書類とかはもう探せない状況でした。ので、今回少ない情報を元に探してみることにしました。

お詳しい方は私がドキドキしながら行ったんだな!と思ってくださいw

 

 

公図をもらいました。

私、薪山崎ですが、実は法務局に行って何かするってはじめてだったんですよね。

正直『これくらいのことがわからないと渡せるものも渡せませんね!』って言われたりしないかドキドキしながら向かったわけですw

もちろんそんなことは杞憂に終わったわけなんですけどもね。

 

で、公図をもらう方法です。

 

法務局に向かいますと、まず受付にて『公図をいただきたいんですけども!』と伝えました。

公図とは、【土地の境界や建物の位置を確定するための地図(Wikipediaより)】とありますように、普通の地図では見られない、【地番】を確認することの出来る図面ですね。

 

まずどの地域の図面が見たいのかを聞かれたので、受付付近にあった一般地図を見せながら答ました。

 

『○○地域のこのへんの山です!』

 

で、受付の方の顔がちょっと難しくなったのがわかりましたね。あ、これ出ないな、ってちょっと頭によぎりましたよ。

で、結果としては出たのですが、山ってまず地番ありきで公図が出てくるもんなんですってね。それとは違い、住居や居住地域の土地とかですと公図をもとに地番を調べるってコトが容易にできるようです。

 

で、ある程度この辺かなと見当をつけていただき、その公図を見せていただくと、、

 

『全く普通の地図と違うやん!居住地域との関係性がわからへん!!』

 

って結果だったんですよね。あ、これは心の中のヴォイスですね。

一部、【道】と記載されている部分がありますので、実際の地図と照らし合わせてみてくださいとは言われましたが、こうも言われましたよ↓

 

『あの、ここをみてもらったらわかるように、縮尺不明なんですよね』

 

ってことみたいです。

つまり、地図と照らし合わせてある程度の場所はわかるが、面積や正確な位置づけを確定できるだけの情報は無い、とのコトですね。これはもちろん、たまたま私の地域の山の公図がそうだったってことなんでしょうけどもね。

 

でもですね、山の公図が手に入ったわけですし、載っている地番を元に登記事項を調べて行ったら自分ちの山がわかるわけですし、他の場所についても所有者がわかるんですからやっぱりこの公図が基本となってくるわけですよね。

 

ここまでで手数料として¥450ナリ。

 

で、公図をよくよく見てみますよー!じいちゃんの山がどこか見当をつけて行きますよー!っておいおい!!

 

『それらしい地番が20ヶ所くらいあるやん。。。』

 

ってコトなんですね。ええ、全部登記事項を調べますと、¥9,000はかかる計算になります。しかも、限られた休み時間がなくなってしまいます。

 

 

登記事項要約書をもらいました。

途方に暮れようとしてたところ、すかさず受付の方がこうおっしゃいましたよ。

 

『土地台帳があるのである程度昔の所有者なら調べられますよ!曾おじいさんのお名前とかご存知でしたら絞っていけるかもしれませんよ!』

 

ってもうナイスアイディアです。というより、登記事項を全部調べる意外の良い知恵を持っているわけではなかったんで非常にありがたかったですね。

 で、土地台帳を拝見しますと、、、、

 

ありましたねぇ!ありました!!ものの10分程度で目星が付いたんですよね!

 

そこには曽祖父と高祖父、つまりひいじいちゃんと、ひいじいちゃんのお父さんの名前が記されているではありませんか!ということはですよ、やっぱり今でも私の家族のモノである可能性が高いってコトですよね。

 

で、その地番についての登記事項の写しをいただくことにしました。

 

結果、現在の所有者がバッチリ私の家族であることがわかったんですよね!!

 

で、手数料として¥450ナリ。です。

 

 

地積測量図をもらいました。

登記事項を確認できたので、今回の目的である、薪山崎家の山の所有者が確定できました。ここでもう満足でしたが、ふと疑問が湧いたんですよね。

 

『公図の場所が実際のところどこなのかわかる方法はありますか?』

 

ってことなんですよね。ええ、公図には【縮尺不明】とありますので、実際の地図と照らし合わせてみたところでおおよその場所しかわかりませんよね。

ですが、今回登記してあることがわかったので、何か方法があるんちゃうかなとも思ったんですよね。

 

結果、【地積測量図】がありましたんですねー。これは調べてもらおうとした私の功績ですねw

といいますより、私の祖父が土地家屋調査士さんに依頼して作ってもらっていたようです。10年ほど前の作成日が記載されてますね。さすがじいちゃん!

 

さすがに地積測量図を元にして薪山崎がスイスイと土地を確認できるわけではないのですが、プロが見れば一目瞭然のようですね。座標等が細かく記載してありますし。何よりも、その土地家屋調査士さんのハンコが押されているではありませんか!ご本人に聞けば、といいますか、依頼すれば現地確認に立ち会っていただけるはずですよね。

安心できました。

 

また、地積測量図が発行されているということは、現地に境界杭が打ってあるはずだということも教えてくれました。ただし、誰かが抜いていなければ。ということみたいですけどねw

 

で、またまた手数料として¥450ナリ。

 

 

おわりに

今回法務局に行ってみてホント色々なことがわかって勉強になりました。

何よりも、自分ちの山が確かに登記されていることがわかったことで安心できましたし、今後山の所有者を調べたい時なんかでも自分で出来るって言うことがわかったことが大きいですね。めっちゃ大きいと思います。

 

父親に家族の山について聞いても、やっぱり土地家屋調査士さんに依頼せんとなーなんてことを言ってましたし。面倒くさいだけだったとは思いますがw

 

また、法務局に行ってみてわかったことなんですけども、受付の方がホント丁寧に対応してくれたんですよね。もちろん、必要のないものまでも大量にコピーを頼んだりすると良い顔してくれなかったりはするでしょうが、少なくとも今回は私のお願いに対して協力していただけたことは間違いありません。ホントありがたかったです。

 

あ、今回法務局に行ってかかった費用なんですけども、合計¥1,350でした!

 

周りの山についても土地台帳から所有者の目星がつきましたし、まずは自分ちの山にはどんな木が生えているのかってコトから調べていきましょうか!

 

山については居住地域と違い、所有者がこちら側にありながらもその境界があいまいだったりとナカナカに難しいようです。

しかしながら、地域で喧嘩をしても仕方がありませんので、まず自分で調べてみるって言うことは必要だろうと思って今回法務局に行った次第です。

 

今後が楽しみですね!!

 

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