【失敗動画】薪ストーブでの失敗。薪が乾いていませんでした。

 

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箱根駅伝を見ながら薪ストーブ。一色君が走るので青山学院を応援していました。往路優勝おめでとうございます!

 

って最初は調子の良かった薪ストーブですが、ある薪を入れた途端に温度が下がってしまいました。

 

 

失敗の原因

タイトルにも書きましたように、乾いていない薪を使用したのが原因です。

が、乾いてるって思ったのになーっていうのが本音です。

 

だって切ってから1年はゆうにたっているものだったんですもんね。

 

薪山崎は薪の感想を第一に考えているつもりでした。大割はほとんど作っていませんし、中割でも1年は乾燥させたものを使っています。

そんな中、今回の薪はなぜ乾いていなかったのか?

 

その薪、実は皮付き丸太なんですよね。直径は6センチ程度ですが丸いままの薪だったんです。

 

樹種はすみません、不明なんですが、とにかく皮付きのままでは乾きが足りないということでしょう。あ、動画を見ていただいたほうがわかりやすいでしょうね。みてくださいよ。

 

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ね。ひどいでしょう?薪から泡を吹かせるなんて薪ストーブユーザーとしては大失格ですよねw 正直一人でガッカリうなだれてしまいました。薪のさきっちょから泡がブクブクと出てきているのがおわかりですよね?

 

 

対策

よく乾いた薪を使う。

当たり前ですが、薪ストーブを使うなら一番気をつけておきたいことですよね。『少しくらい乾いてないもののほうが持ちが良い』なんてのは最悪です。煙モクモクでどうしようもありませんね。ま、工場で使うとか、裏の畑で暖を取るためにそのような薪を使うっていうのならいいでしょうが、住宅街で高性能薪ストーブを使うにあたっては大×でしょうね。

 

乾いていない薪は不完全燃焼しますので煙がたくさん出ます。煙がたくさん出るということはススが大量に発生するということ。薪ストーブはまだしも煙突につくススの性質としては最悪の部類に入るでしょうね。煙突火災まっしぐらといったところでしょうか?

 

で、万が一乾燥していない薪を薪ストーブにくべてしまったときにはどうしたらよいでしょうかね?

 

薪ストーブ内にギッシリと未乾燥薪を入れてしまった時は問題外、といいますか、煙たいながらも火バサミ等で外に出すしかないでしょう。火があるていど立ち上がっていて危ない場合はそれが全てではありませんがね。

 

今回私が失敗したような場合、つまり、熾火がそこそこありながら、一二本の未乾燥薪を入れてしまったときはですね、小割りの焚き付け材など確実に『燃える薪』を追加で入れるのが良いでしょう。

未乾燥薪の水分を飛ばすのが一番の目的ですが、煙突にススを含んだ煙をなるべく送らないことも目的ですよね。乾燥薪の炎のパワーで煙を燃焼させてしまおうってことです。

 

 

おわりに

そこまで薪ストーブに神経質にならなくても良いような気もします。

が、やっぱり薪ストーブに対しては気を使っていきたくありませんか?趣味こそ細部に神を宿したいって思いません?仕事じゃないんですしw

 

とにかく、暖を取るためだけでなく、趣味性の高い薪ストーブをせっかく使っているんですから、自分で納得して、自分で考えてしながら楽しみたいですよね。

 

今回の失敗を経験とし、薪ストーブをより一層楽しんでいこうと思った薪山崎でした!

 

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