今夜は針葉樹祭りを行うことにしました。なんのことはなく、『針葉樹だけ焚く』ってことですけどね。
針葉樹だけ焚くことってあんまりないんですが、今日は『あまりの広葉樹の減りっぷり』と『頼みの広葉樹の表面が濡れている』ので針葉樹だけ焚くことにしたんですよ。
それもこれも最近の雨と大雪のせい、なんでしょうか??
雨&大雪が降るここ最近の薪事情
写真を見ていただいたらわかりますように、おおよそ三十センチほどの雪がMy薪に積もっています。
ですから、当たり前ではありますが薪には雪がついていますし、凍ってくっついていますし、雪の水気が染みています。たっぷりと。
井桁積みの横の通路は人一人通れるくらいは雪かきました。夏はこんな感じの場所ですね↓
冬の写真ってやっぱり暗いですねw 夏と違って演歌の世界みたいになってますよ。
で、その薪。雪から守るため、といいますか、ついた雪を払いながらこの薪棚に非難させました↓
右側に屋根がついた薪棚が見えるでしょう。そこに非難させたんですよね。
したらですよ、雪がついて見るからに濡れていた薪が次の日の夕方にはなんとか使えるような状態になっていたんです。もちろん、もともと乾燥した薪だからこそってこともありましょうし、逆に言えばせっかく乾燥した薪を再度表面を濡らしてしまったってコトでもあります。
この薪、ハッキリ言って火付きが良くありません。
せっかく温度計が280℃付近を示していたのに、これらの薪を投入した途端に230℃付近まで薪ストーブの温度が下がってしまうんですよ。
乾いている薪との比較をしてみましょう。
- 乾いている薪
投入→薪をあたためて→燃焼ガスに発火
となるものがですね、表面が濡れている薪だとこうなります↓
- 表面を濡れた薪
薪をあたためて→余計な水分を飛ばして→やっとこさ燃焼ガスを出させる温度になって発火
私が認識しているだけでも1工程余分に薪ストーブが仕事をしないといけなくなるんですよね。ハッキリ言って私にとっても薪ストーブにとってもストレスですよこれは。
妻からも『なんか暖かくない』って意見が出る始末、家族以外のお客様の前で焚ける薪ではなかったですね。反省。
薪棚は必要か?
必要です。めっちゃ必要ですね!
といいますか、薪を最初から最後まで薪棚で保管する必要はないと思うんです。それよりも『薪の最終保管場所として必要』だと痛感しましたよ。
もっと言いますと、薪棚でなくとも屋根があって風雨を避けられる場所であれば良いと思うんです。また、乾燥させるには井桁積みが一番いいんじゃないかとも思いますよ。
私の尊敬する【薪焚亭さん】は雨ざらしや井桁積みで薪の荒湿気?を飛ばした後にビニールハウスで薪を乾燥させておられます。その後、ご自宅の屋根がある車庫へと移動させ、その薪から焚かれているんですよね。
なんて面倒なことをしなければいけないんだ!なんて思っていましたが今になってみると薪焚亭さんのされていることに非常に納得といいますか、素晴らしいなぁって思っています。
薪は一度乾燥させてしまうと水にでもつけない限りズブズブに中まで濡れてしまうってことはないんですが、やっぱり表面が濡れてしまうってことはせっかくの薪ストーブのエネルギーを奪っているってコトなんですよね。せっかく高効率の薪ストーブを買ったのに表面が濡れた薪を使ってしまっては元の木阿弥ってやつですよね。
去年は2台の薪棚作りで終わりましたが、今年は もう一台作るつもりです。それも、既製品を買って自宅のそばに薪棚を設置しようと思っています。
コレが欲しい!!
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おわりに
なんでもやってみて失敗してみないとダメな正確ってコトが最近自分でもわかってきていまして、やっと『大人』になれてきてるんかな?って思っています。
人に注意されても、人の正しい行いを見ても自分に反映させることが出来ないw
これからはもう少し違った考えで人の行いというものを見ていこうと思いましたよ。
気をとりなおして今夜は針葉樹祭りといきますか!!
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