ただいま!お帰り!
出張?2日目は薪ストーブの輸入元であるファイヤーサイドさんに訪問してきました。
輸入販売元であるのはもちろん、代表者のポールさんを筆頭に薪ストーブを普及のためにさまざまな活動を行っておられることが素晴らしい会社ですよね。
そういう意味でも規模でも『日本一の薪ストーブ屋さん』といっても過言ではないでしょう。
長野県の素晴らしい景色(雪景色アリ)の写真もたくさんのせましたのでぜひ読んでくださいね!
ファイヤーサイドさんとは?
長野県駒ヶ根の開けた丘に位置するロケーションにファイヤーサイドがあります。凄くキレイなところでしたよ。
ファイヤーサイド
長野県駒ヶ根市赤穂497-871
TEL:0265-82-4676(代)
FAX:0265-82-4683
キレイな事務所ですよね。煙突が2本も見えています。右側の煙突は長さからして2階のぶんでしょうかね?
今回お訪ねしたのは事務所のすぐ隣、同じ敷地内にある『ズクショップ』です。ショールームです。
道を挟んだところには全国代理店への発送や荷受けを行うレンガ調の外観の倉庫がありました。すごーくシステマチックで合理的な雰囲気もありました。
ファイヤーサイドさんとの大事なお話
の前に、店内を見ていただきましょうね。
バーモントキャスティングの最大機種、デファイアントが鎮座しておられます。
私この機種について写真しかみたことがなかったのですが、実物をみるとその精巧な鋳物ぐあいに見とれてしまうほどでした。黒々としているんですが、鋳物らしく青みがかった光を反射しているようにも見えます。白いハンドルがアクセントのようにも見えてキレイな機種でした。
冒頭の写真の別角度です。hetaインスパイア55Hという機種のようです。
この機種については雑誌『薪ストーブライフ』を読まれている方なら一度はみたことがあるのではないでしょうか?シンプルながらも前面パネルの色が特徴的で美しいですね。高気密クリーンバーン機種らしく、炎がゆったりと上がっていましたよ。
炉台に見える小物も全てファイヤーサイドで取りそろえられるものばかりです。
グレンスフォシュの斧がキレイにディスプレイされていました。
柄に『斧の本』が付属していますよね。こういうところにファイヤーサイドの力が見えるんだとおもいます。手入れの仕方、付き合い方が掲載されていて『ほかでは買えない価値』を提供されていますね。素晴らしいですホント。
スチーマーや灰受けバケツ、薪のトングにチェンソーグッズが飾ってありますね。
ファイヤーサイドの店内には雑誌や他の方のブログで『見たことある!』製品が当たり前ですがたくさん展示されています。薪トングについては実際の大きさを確認できて良かったですよ。こりゃ使いやすそうです。
ちょっと小さいですが、薪ストーブ炉台用のホウキが陳列されているのがわかりますでしょうか?
薪ストーブの炉台によって、または生活スタイルによってホウキ一つでも欲しい大きさや素材、造りなど違うのは当然ですよね。決して高価な商品ではないにも関わらず置いてあるってことはですよ、『薪ストーブユーザーに良いモノを提案したい!』っていう想いのあらわれですよね。ホウキを見ながらそんなことを考えていましたよ。
バーモントキャスティングのデファイアント初代モデルが展示されていました。間近で見ると大きいですよねデファイアントって。この初代モデルの特徴はなんといっても正面にガラスがないこと、ではなく、今のモデルと基本的な外観があまり変わらないことなんですよね。扉の下に見えるベロみたいな灰受け部分は現代のストーブについていても機能的なんじゃないかって思えます。貴重な現物ですよね。
で、大事なお話です。
今回は社長さんがお出かけされているとのこと、アポ無し訪問ですから仕方ないです。
ので、ズクショップにいらっしゃる社員さんにお話をうかがいました。おもに代理店さんとの関係性についてお話を聞くことができました。
ファイヤーサイドさんでは直接薪ストーブ本体の販売や施工は行っておられないとのことです。
これって実はけっこう大事なんですよね。代理店制度をとっている輸入販売元やメーカーさんと代理店さんとの関係って色々で、輸入販売元やメーカーによっては代理店を紹介せずに直で販売施工を行うところもあります。薪ストーブに限らず、ですね。
どちらが良いか悪いかっていうのは私では判断しかねるところではありますが、こうやってハッキリと代理店さんとの関係性を話されたのでなんか関心しました?よ。なんで関係のない私が感心するんでしょうかねw
また、最近は代理店さんがスムーズに発注できるようなシステムも組まれたようです。これによって部品発注などユーザーさんへの納期や正確性が増したとのこと。
ユーザーフレンドリーってことは代理店さんにもフレンドリーなシステムなんでしょうね。
で、大事な部分なんですが、代理店さんになるにはやっぱり薪ストーブが売れないと、施工できないといけないようです。ここについてはのちほど営業担当さんに電話等で確認しようとおもいます。何よりも、もうすでに近隣に代理店さんが存在するってコトは知っていますけどもね。時既に遅し?
もう少しふみこんだ話しができたのではないか?とも思います。
実際に訪問できたってことが今回大きいです。最初から電話で済ますこともできますが、会社対会社ならまだしも個人ですし、イキナリ迷惑をおかけするわけにもいきませんからね、としておきましょう。
新潟から長野にかけての道中
さて、一日目は上越と糸魚川に行きました。で、二日目のファイヤーサイドさんに向かうために移動したのですが、高速道路も走っていますし便利なんですがどうしても一般道を走ってみたかったんですね。何よりも本場?の雪を見てみたかった!
白馬や乗鞍など有名なスキー場がありますし、きっと私の住む与謝野町の雪とはまた違うんだろうなっていうわけです。
で、夕方四時過ぎから糸魚川を出発したのですが、、、、
雪が凄い!ってわけではないんです。これくらいなら与謝野町でも十分に経験を積んでいますよ。
何がって、『トラックのスピードがハンパない!』ってことに驚きました。
17時をまわっていたこともあり、小谷村(おたりむら)の宿に逃げ込みましたよ。平日だったので空いていて良かったです。
次の朝はやっぱりな積雪。けっこう降ったみたいなんですが、こちらの除雪は高速道路なみに重機のレベルが高いんですよね。だから道路がボコボコなんてことはまったくありませんでした。
白馬村での除雪の様子を見ていただきますね。
でっかいショベルカーに歩道用のロータリー除雪機、後ろには大型のロータリー除雪機が見えています。こんなの与謝野町ではありえません。というか、ちょっと考えてみても必要ないように思いますねw 雪が降る期間が長いでしょうし、このように編隊を組んで除雪しないと間に合わないんでしょう。凄い。
長野県に入ったあと、駒ヶ根に向かう道中で私の大好きな雰囲気の食道があったので立ち寄りました。こういう食道ってたいていが廃虚になっているんですが、なんと大盛況で絶賛営業中でした。
映画で幸せの黄色いハンカチってありますよね。あの映画が大好きで何回か見直しているんですが、昭和40年代後半〜50年代前半の雰囲気を堪能することができて嬉しかったです。ほっこりしました。
で、やっとこさ7日の午前中には駒ヶ根に到着したんですが、イキナリですよイキナリ!
素晴らしい景色です。このロケーションに大量の薪ですからそりゃもう最高な気分でした。おもわず車をとめて写真を撮ったんですね。
薪屋さんのトラックがあったんですが、声をかけてもだれもいらっしゃらないようでしたので写真だけ撮ってファイヤーサイドさんへ向かいました。
もう少しいたかったな。店主さんとお話してみたかったな。
おわりに
与謝野町に帰ってきて家の薪ストーブに火が入っているのを見てホッとしました。
妻が薪ストーブに火を入れることができるようになったのが嬉しいです。薪ストーブの温かさがわかってきたんだと思うとそれも感慨深いですね。
今回は新潟〜長野で日本一の薪割り機屋さんと日本一の薪ストーブ屋さんに訪問しました。
何よりも印象的だったのが、自社の製品を嬉々として説明されていたコトです。
自社の製品やサービスを楽しく説明できるコトって凄いことですよね。そこに至るまでに考えに考え抜かれたからこそ今があるのでしょうか?今の私には想像もできません。
素晴らしい会社をみて、製品をみてすることってホント刺激になります。一晩あけたいまでも興奮してます。私の今後に大きな意味を持つ旅立ったなって思います。
以上です!
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