チェンソーがほしい方で、『スチールやハスクバーナって聞くけど比較のしようがない!』って方いらっしゃいますよね。
今回はそんな方のためにスチール社製とハスクバーナ社製のチェンソーがどんなラインナップをもっているかを紹介したいと思います。
対応表について
スチール社とハスクバーナ社のプロ向けモデルと一般向けモデルでそれぞれ表を作っています。
表の中に記載している事柄と重複する部分はありますが下記内容にご注意いただいてご覧下さい。
- スチール・ハスクバーナ共に、トップハンドルモデルや特殊用途チェンソー、ハンドルヒーティングモデルや同機種で機種名が違う派生モデルは除きました。
- 特にスチールで通常キャブレターモデルとコンピューターキャブレターモデルが2種類ある場合はコンピューターキャブレターモデルのみ掲載しております。
- 表にある矢印は一方的に『ライバル』とされるものと、私が排気量や値段帯から判断して対応しているとしたものが混在しています。
プロモデルと一般向けモデルの違い
まずはご自分の気になるチェンソーがどこにあるかをみてください。
ありましたか?
プロ向けモデルでしたか?
それとも一般向けモデルでしたか?
まず基本的な知識として知っておきたいことがあります。
チェンソーには一般向けモデルとプロ向けモデルがあるということです。
何が違うか?
プロ向けを基準としてメリットデメリットを挙げてみましょう。
全て『一般向けとプロ向けで同じ排気量だったら』としますね。
プロ向けモデルのメリット
- 頑丈に作られている
- 軽量に作られている
- 高出力である
- 部品を交換しやすいようにできている
- 大排気量モデルが用意されている
プロ向けモデルのデメリット
- 値段が高い
- エンジンの始動やメンテナンスをきっちりする必要がある
*薪山崎の印象
以上です。
これらメリットデメリットに目を通していただいた上で次の項目にいきましょう。
モデル選びのポイント
*基本的には農機具屋さんかチェンソー屋さんにいき、ご自身の使用するシーンをお話した上で選んでいただくのが間違いないことを先にお伝えいたします。
*また、スチールの製品は店頭での対面販売で説明を受けないと販売できないことになっています。つまり、基本的にはインターネットで購入することが不可となります。
本題に入りますが、基本的に一般向けモデルは低価格でプロ向けモデルは高価格であるとおぼえていただければ大丈夫かと思います。
価格でお話するのもちょっと気が引けたのですが、チェンソーのことについて全く知らない方であればまずはこのことをおぼえてください。
次に、一般向けモデルとプロ向けモデルで同じ排気量であればプロ向けモデルのほうが高出力で軽量であると考えてください。
まずはスチールで例を出します。
お値段が『〜』となっている理由はバーの長さやチェンソーの細かい仕様によってお値段が変わるからです。
- MS201C-M(プロ向け)は35.2ccの3.9kgの出力1.8kWの¥74,800〜です。
- MS211C-BE(一般向け)は35.2ccの4.6kgの出力1.7kWの¥59,800〜です。
ハスクバーナでもみてみましょう。
- 543xp(プロ向け)は43.1ccの4.5kgの出力2.2kWの¥139,000〜です。
- 445e ll(一般向け)は45.7ccの5.1kgの出力2.1kWのオープン価格(実売¥8〜9万〜)です。
ハスクバーナについてはすみません。プロ向けと一般向けで全く同じ排気量がありませんし、445e llについては正確には『オールラウンドチェンソー』とハスクバーナは表現しています。
完全な山林のプロ向けではないが、『使用頻度は少ないが強度や高い信頼性を求めるユーザー向け』とうたい文句がありますね。
ハスクバーナでもう1台543XPと比較してみましょう。
- 543xp(プロ向け)は43.1ccの4.5kgの出力2.2kWの¥139,000〜です。
- 135e(一般向け)は40.9ccの4.6kgの出力1.5kWの¥29,800〜です。
どうでしょうか?
スチールとハスクバーナで一般向けモデルとプロ向けモデルで排気量と重さや出力の設定具合が価格にそのままあられているのがわかっていただけると思います。
もちろん、プロ向けモデルのほうが軽量金属部品や軽量で頑丈な、つまり高価な部品を多用していることもあって頑丈にできています。
これはつまり、
お使いのシーンによって一般向けかプロ向けかを選択する必要がある
ということなんです。
- 使用頻度が低くて小径木までなら→一般向けモデル
- 使用頻度が高くて比較的大きな径の木も切るなら→プロ向けモデル
このような基準で選んでいただければある程度の目星はつけられるはずですね。
またもう一つ大切なポイントがありますよ。
自分の好きなモデルを買う!
ってけっこう重要ですよね。
ご注意
チェンソーは扱いを間違えると大変危険な道具ですので、特に初心者の方はできるだけ店頭での対面販売にて説明を受けて購入されることをオススメします。
農機具屋さんやチェンソー屋さんってちょっと普段行かない場所だったりして入りにくかったりしますよね?
みんな最初は同じです。
店頭販売で説明を受けるとお値段以上の価値を提供していただけると思いますので間違いなくお得だと私は言いきります。
メーカーによって販売ルートが違いますし、販売に対しての考え方も全く違ったりします。
商品を購入するのに便利な時代ではありますが、ちょっとだけ勇気を出してぜひとも店頭に行ってみられることをオススメいたします。
おわりに
メーカーのホームページとこの対応表を見比べながら楽しんでチェンソー選びを楽しんでいただきたい。
そんな考えでこの対応表を作りました。
チェンソーを1台買ってしまえばスチールやハスクバーナ以外のメーカーのチェンソーでも勘がついていろいろと想像できるようになってきます。
でもサクっと購入することって難しいですよね。
対応表を見て、色々と比較しつつ悩んで悩んでしてチェンソーを購入してください!
楽しいですよ、チェンソー選びって。
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