エンジンチェンソーはうるさくて自宅じゃ使いにくい!って方たくさんいらっしゃるとおもいます。
今回はバッテリーチェンソーについて【確かなメーカーのチェンソー】という視点で見ていきたいと思いますよ!
バッテリーチェンソーとチェーンスピードについて
今回私が紹介したいのはマキタ、日立、ハスクバーナとスチールの4社のバッテリーチェンソーです。
マキタと日立(日立工機)は日本のバッテリーツールメーカーとして有名です。
ハスクバーナとスチールはチェンソーメーカーの雄として有名ですよね。
エンジンチェンソーはもっとたくさんのメーカーから発売されているのですが、ことバッテリーチェンソーとなるとグッとメーカー数が減ってしまいます。
原因はメーカーの開発力などが関係しているように思うんですね。
- バッテリーの技術
- チェンソーの技術
- 豊富な資金と販売力
上記の力を兼ね備えたメーカーでないとバッテリーチェンソーは開発できないんだとおもうんです。
メーカーが少ないことでのデメリットはないと私は思います。
といいますのも、エンジンチェンソーと違って市場がそれほど大きくないために、アジアンメーカーなどの参入が難しいからです。
ですので、キチンとしたメーカーからしか大々的に発売されていないと考えてもよさそうだとおもうんです。
マキタと日立はバッテリーツールの開発力が優れていますし、ハスクバーナやスチールはチェンソーメーカーとしてバッテリーチェンソーの開発は必至だったと思います。
また、チェンソーで大切なのはチェーンスピードなんですよね。
これが遅いと作業性が悪いんです。
ちなみに、プロ用エンジンチェンソーのチェーンスピードは20m/s以上です。
私のチェンソー、スチールMS261C-Mは25.6m/sなんですね。
これをまず頭にいれていただくと今回紹介するバッテリーチェンソーの能力が想像していただけやすくなると思います。
いずれにしましても、今回紹介するメーカーについては【絶対の安心感】をもって購入していただけることと思いますよ!
それではいきましょう!
マキタの14.4v UC121DRF
マキタのバッテリーチェンソー、UC121DRFです。
14.4vですから地味といえば地味なんですが、実はソコが最大の特徴であったりもするんですね。
お手持ちのマキタ充電式ツールと同じ14.4vのバッテリーが使用できることってめっちゃメリットだと思いませんか?
私はマキタのTD137Dという充電式インパクトドライバーを使用しているのですが、インパクトドライバーに付属のバッテリーと充電器がしようできることでバッテリーチェンソーの購入価格を大幅に下げることができるんですよね。
チェーンスピードは4.8m/sです。
メリット
- 手持ちの工具と同じバッテリーが使用できる
デメリット
- バッテリーが14.4vであることで力が弱い
- バッテリーの力が弱いことでチェーン刃も短い仕様である
- チェーンスピードが遅いので大量の枝木処理には時間がかかる
エンジンチェンソーをお持ちの方でマキタの14.4vバッテリーツールを使用している型にはまさにオススメのモデルですね!
マキタの18v×2(36v) MUC353DPG2
マキタの本命バッテリーチェンソーがこのMUC353DPG2です。
トップハンドルモデルは下記になります↓
特徴はなんといっても350mmのチェーン刃を搭載していることですね。
そこらへんの電動チェンソーをけちらかすスペックを持っています。
で、最大の特徴はなんと18vのバッテリーを2台使用して36vを実現していることなんです!
先ほどのマキタ14.4vチェンソーでは14.4vのバッテリーが使用できると言いました。
こちらのチェンソーでは最近増えてきた18vのバッテリーをそのまま使用できるんですね!これは凄いことですよ。
お付き合いのある大工さんのほとんどが18vのバッテリー工具に移行されています。
18vのバッテリーが使用できることで建築の解体作業などがスムーズに施工されることと思います。
解体現場でコードの制約を受けないことってはかり知れないメリットだと思いますね!
チェーンスピードは20m/sと圧巻です!
メリット
- チェーンスピードが速い
- 18vのバッテリーが使用できる
- 従来の電動チェンソーに負けないパワー(30ccチェンソーと同様)
- 350mmと十分な長さのバー長さ
デメリット
- 6.0Aバッテリー込みの重量が5.2kgと50ccチェンソーと同様である
力のあるバッテリーチェンソー、エンジンチェンソーに負けない処理能力を考えておられる方の中でもマキタ製品をお持ちの方や購入予定の方には特にオススメですね!
日立の36v CS36DL
日立のバッテリーチェンソーがCS36DLです。
先ほどはマキタの18vバッテリーを2つ使用して36vを実現するチェンソーを紹介しましたが、こちらは36vバッテリーを1つ使用するモデルです。
バッテリーが一つなのでやはり4.4kgと軽いのが特徴ですね。
マキタにも36v搭載モデルがあり、バッテリーにもバリエーションがあったりと面白いんですが、大きな特徴が見当たらないために紹介を見送りました。
が、このCS36DLにはある特徴があって面白いのです。
なんと、背負い式の大容量バッテリーが接続できるんですね!
こりゃすごい!
チェーンスピードは8.3m/sと十分な性能です。
メリット
- 約4.4kgと軽量である
- 300mmと十分な長さのバー長
- 大容量バッテリーが使用できる
デメリット
- 36vバッテリー専用品である(ことくらい)
デメリットについては日立の36vツールを持っている方や購入予定のある方であれば払拭できますよね!
次からはいよいよチェンソーメーカーの本命バッテリーチェンソーの登場です!
ハスクバーナのプロ用36v 536Li XP
*充電器やバッテリーは付属していません。
ハスクバーナのイチ押しバッテリーチェンソーがこの536Li XPです。
トップハンドルモデルは下記になります↓
*充電器やバッテリーは付属していません。
ハスクバーナのチェンソーの製品名にはプロ用のあかしとして「XP」が冠されるんですけれど、このバッテリーチェンソーにも堂々とXPの称号が付けられていますね。
まさにプロ用!
何がプロ用なのかってことなんですが、やっぱりそのつくりですよね。
チェーンブレーキは当たり前のように高性能なものがついていますし、本体の精度や耐久性はXPの名に恥じないものになっています。
またそのチェーンスピードが圧巻です。
チェーンスピードは20m/s!
マキタの36v(18v×2)製品でも20m/sを実現していましたが、こちらは軽量の36vバッテリー1つでこの速度を実現しています。
当たり前の用にこのチェーンスピードを実現してくるところがさすがハスクバーナのプロ用モデルですよね。
メリット
- チェーンスピードが速い
- プロ用モデルで頑丈である
- 世界大手チェンソーメーカーでは当たり前の安全機構
デメリット
- 高価である
- バッテリーがほぼ専用品である
エンジンチェンソーはスチールを使用していますので、バッテリーチェンソーはこれが欲しいなぁなんて考えてます。ええなぁハスクバーナも!
スチールのプロ用36v MSA 200 C-BQ
*スチール製品はスチール代理店での対面販売のみとなります。
スチールのエンジンチェンソー、MS261C-Mを使用しているんですが、もう一台小型のチェンソーが欲しいなぁって思ってるんです。
ハスクバーナの536Li XPも良いのですがやっぱりおんなじスチールも捨てがたいですよね。
このスチールMSA200C-BQもハスクバーナに負けてないです。
チェンソー好きの方なら製品名を見ていただくとなんとなくわかっていただけるとおもうんですが、製品名に数字の200が入ってますよね?
そうなんです。製品名からしてまさにプロ用なんですよね。
エンジンチェンソーではMS201というモデルがこのランクにあたるんですね。
で、そのチェーンスピードなんですが不明です。
メーカーホームページや取扱説明書を読み込んだのですが表記がありませんでした。
そこでと言ってはなんですが、YouTubeの動画を見ていただくことにしますね。
よくあるハスクバーナvsスチールのチェンソーカッティング動画です。
動画の題名にはMSS200とありますがMSA200のことでしょう。
海外名かと思いきやMSS200で検索してもひっかかりませんでした。単純な間違いだと思いますね。
その結果ですが、、、
ハスクバーナに負けてますねw
ドイツ語には聞こえませんし、ハスクバーナの格好で切り比べをしているところから見るとハスクバーナのデモなんでしょう。
とはいえそこはスチールのMSA200。決してハスクバーナに引けは取っていませんよね。チェーンスピードは20m/sに近い速度が出ていることでしょう。
メリット
- チェーンスピードが速い
- プロ用で頑丈である
- ハスクバーナと肩を並べる安全機構
デメリット
- 店頭販売でしか購入できない
- 高価である
- バッテリーがほぼ専用品である
- チェーンスピードが公表されていない
うーむ。ちょっと引っかかりますがここはハスクバーナの536Li XPと互角ということにしましょうか?
おわりに
私が購入するならマキタの14.4vかハスクバーナ、次いでスチールでしょうね。
エンジンチェンソーでも色々と悩んだのにバッテリーチェンソーだとマキタとハスクバーナで答えがでそうにありませんw 難しい。
今回紹介しなかったバッテリーチェンソーについても下記にあげておきますのでみなさんもぜひ購入を検討してみてくださいね!
以上です!
<こちらも読んでください!>