写真は一ヶ月前の4月上旬に薪割りしたものです。
その中でも「スイス積み」したものがやけに縮んできた気がするので確かめてみました。
縮む前
薪割り直後のスイス積みしたものを果物カゴ基準で捉えてみました。
緑線の位置を参考にしてくださいね。
左のスイス積み一ヶ月後
写真の角度はこの際気にしないものとします。
それにしてもだいぶ一ヶ月前よりも積みの高さが縮みましたね。
8〜10センチは縮んだように見えます。
頂上だけがくぼんで落ち込んだのかと思いきや、枝丸太がまんま5センチ程度は沈下していますから面白い。
お次は果物カゴ右側のスイス積みをみましょうね。
右のスイス積み一ヶ月後
以前の画像を並べてみますね。
そして右側の一ヶ月後↓。
これもだいぶ縮みました。
頂上付近で長手方向を向いている薪一本分は縮んだように見えます。
他の薪もよく目を凝らして見てみると同じだけ沈下している様子がわかっていただけると思います。
面白いですね!
薪の収縮について
薪は太さ方向は大きく収縮しますが長さ方向ではほとんど収縮しません。
私たちは薪を井桁に組んだり薪棚に薪を積んだりしますが、つまり収縮して高さが低くなるのは当たり前なんですよね。
薪一本なら収縮も目につきにくいですが、何十本も重ねるので全体で大きく縮んでしまうんですね。
ここからは私の'勘'になるのですが、薪は太さ方向でおよそ5〜8%は縮むとみています。つまり、10センチの太さの薪であれば最低5ミリは縮むよということです。
それがほぼ果物カゴと同じ高さになっているわけですから、やっぱり8〜10センチは縮んでいますね。
薪の段数を数えてみると18〜20段はありますので、5ミリ×18〜20をすればやっぱり10センチ程度は縮んでいてもなんら不思議なことではありません。
薪は最初の3ヶ月程度で大きく乾燥します。
木の導管内の水分は飛びやすく、まずそちらから乾燥するんですね。ここで大きく縮むっていうように理解しています。
なんでもそうですが、自分でやったものってたとえそれが薪でも可愛くなります。観察したくなりますよね!?
みなさんの薪はいかがでしょうか?
以上です!
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