半袖半パンで薪ストーブってこんなにも気持ちの良いモノだったんですねということがわかりましたっていう記事です、ということにしようとしたんですが、そういえば薪ストーブって以前オーロラが見られるってもてはやされたことがあったんでしたっけ?
綺麗っちゃキレイ
決して派手で炉内天井にまとわりつくようなオーロラではありませんが、燃焼状態が非常に良くって自然とオーロラが見られています。
動画編集ソフトのロゴが入ってしまいましたがすみません。
オーロラに興味はない
そうなんです。
薪山崎、薪ストーブのオーロラには少しも興味はないんです。
オーロラよりも大切なのは「暖かいこと」
それはつまり、「熾火が大量にあること」なんですね。
6月ということで薪ストーブ本体から熱が奪われにくくなってきたのか炉内の状態が非常に良いです。熾火がすぐできるといいますか。
だからなのか、空気調節ダイアルをけっこう絞ることができるんです。
ネスターマーティンS43の空気調節ダイアルは0〜3までの無段階調整なのですが、、
- 11月〜3月までは絞っても1.5くらいまで
だったのが、
- この6月は1.2くらいまで絞っても良い燃焼状態
なんですね。
ここのところ良い天気が続いていますし薪が以前より乾いたっていうこともあってダイアルが絞れるうんぬんは必然なんだろうなとも思います。たまたま絞れただけで、6月のおかげではないんだろうなっていう。
とにかく、これまで絞ったことがない位置までダイアルを絞れましたってことです。
オーロラ目的だと非常にリスキー
ネスターマーティンS43にはダイアルを2以下に絞れる条件ってのがあります。
- 天板温度が規定以上
- 熾火がたくさんある
天板温度についてはネスターマーティン付属の温度計を参考にするんですね。
この温度計で「optimum」と表示されている以上の温度にならないとダイアルを2以下に絞ってはいけません。
安定させようと思ったら、そうですね、200℃は越えていないとダメでしょう。
写真の温度っていうのは、薪山崎調べでかなりイイ状態です。
この時はダイアルを1.2にしていました。空気を絞ってもネスターマーティンの温度はここから下がろうとしません。最高の状態です。
また熾火がたくさんあることが必須条件です。
薪ストーブの温度自体が高くっても熾火の量が少ないと体感的には暖かくありません。
薪ストーブの温度が上がったからといってオーロラ目的で空気を絞ってしまうとサイアクです。
熾火が少ない状態で空気を絞ってしまうと…
- 薪から出る燃焼ガスの着火源がなくなります。
- 炎が消えます。
- 薪をくすぶらせます。
- 前面ガラスや炉内が黒くススけます。
- そして煙突がつまります。
ですよね。
オーロラ目的で熾火も無いのに空気を絞るといいことなんて1つもない!
しかも熾火が無いから暖かくない!
くすぶらせる(炉内に見える白い煙を大量に発生させること)は煙突もつまらせて危険だし、リスク以外の何ものでもありませんよね。
非常にリスキーです。
薪ストーブの温度は炎で上げるのではなくて熾火パワーで上げましょう。
ってことですよね!
梅雨前で肌寒い日に薪ストーブって最高
何はともあれ薪ストーブのおかげでこの肌寒い日を過ごすことができました。
半袖半パンではちょっと寒いかなっていう日でも薪ストーブを焚くと一気に柔らかな暖かさにつつまれるっていう快感。
最高だーやほんま。
ってか「肌寒い日」を薪ストーブを焚く基準にしてしまったらそれこそ年の10ヶ月がシーズンっちゃあシーズンになるわけでなんか非常に面白く思います。
こりゃ京都府より北の地域なんかだとそれこそ「1年中」焚いてる方もいらっしゃるんじゃないでしょうかね?奥さんに「焚かんでいいって!」とか言われながら。
みなさんも季節外れのオーロラ、楽しんでますか!?
以上です!