故意にしていただいている大工さんから「端切れ取りに来て!」とのお声がかかったのでもらいにいってきました。
大工さん一人と仲よくなれば焚きつけづくりに困ることはないですよという記事です!
いただいた焚きつけ材
冒頭の写真には写らなかった部分です。
米松の桁梁材ですので幅が120mm×240mm〜300mmと幅広く、手斧で割ればかなりの量の焚きつけ材ができます。
今回お世話になった大工さんはこの夏に新築を建てられます。新築だからあるていどまとまった量の桁梁材が端切れとして出るんですね。なにせ手刻み(てきざみ)ですから!
他にいただいたのがこの柿の木など雑木。
私が薪ストーブを使っていることを知っておられるので「枝葉はバッカン(産廃用のコンテナ)で捨てたわ」とのこと。枝葉の処理は大変ですので非常にありがたい。
「大工さん」1人と仲よくなる
カッコ付きで「大工さん」としたのにはわけがあります。
といいますのも、「工務店さん」や「建築会社さん」では規模が大きすぎて出てくる廃材の量が多い。多いということは定期的にいただかないとその後がなくなってしまうということです。コチラが廃棄物引き取り業者さんなみにがんばらないといけなくなるんですね。大変です。
また、「大工さん」と1対1で交渉することにもメリットがあり、一人で運搬する苦労が分かっていただけるからこそ枝葉などについてもこちらの要望が通りやすいということなんですね。
先ほどの項目でも書きましたが「枝葉はバッカン(産廃用のコンテナ)で捨てたわ)」なんて言ってくれる可能性も高まります。
大工さんとしてもバッカンに入れる量が少しでも稼げるわけですから気分良くもらってもらうほうが良いわけです。
まさにWIN WIN!
お金を払って木材を捨てる大工さん
そうなんですね。産業廃棄物なんです。端切れの木材って。
詳しい値段はわかりませんが、木材のみを選別して産廃屋さんに出したら¥5,000/㎥程度はします。
写真の量+もうちょっとで1㎥ですから大工さんとしても少しでも経費が浮くということですね。
バッカンコンテナに色々な廃棄物を混載した場合はもっと値段が上がることでしょう。
大工さんから営業をかけられるか?
営業をかけられてください!w
営業をかけられてもイイじゃないですか!
ってかそもそも「大工さん」なんで大手住宅メーカーさんのような入念な営業がかかるってことはないでしょう。
というより「大工さん次第」ってところでしょうね。
お話さえ合えばそれこそ「タダで仕入れたい薪ストーブユーザー=経費を浮かしたい大工さん」という図式が成り立ちますからこれほど良いことはありません。
場合によっては薪棚を作ってもらったりするといいんじゃないでしょうか?
そんな日にゃあ大工さん自らが薪棚まで極上の廃材を運んでくれるようになるかもしれませんよw
おわりに
今日は日曜なのですが、大工さんから「いつでもいいからもらいに来て」との電話で早起きすることができました。
「いつでもいいから」って素晴らしい言葉で、「いつでもいいから」って言われると人って早く動きたくなるもんなんですよね。
こちらとしても大工さんには「いらない木材があれば大きくても細かくてもいいですし溜まったと思ったらいつでも良いので声かけてください」と言ってあるんです。
そう言っておけばたいがいの大工さんなら枝葉などについても考えてくれると思いますよ。「葉っぱなんていらんよな」って分かってくれます。
いやぁ気分が良い日曜日ですな。
それでは以上です!
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