薪ストーブユーザーなら秋雨の前に雪がふる前に薪に屋根をかけたいものです。
が、今年の薪はほとんど全て雨ざらしで育成してしまいました。自分の雨ざらし薪を見つめながら有名ストーブブログさんの「雨ざらし薪のおはなし」をみていきたいとおもいますよ。
管理人の雨ざらし薪とキツネ色薪
井桁積みしたアベマキ(クヌギ?)の雨ざらし薪。
この薪は2016年の5月に割ったもの。見事に薪の小口がグレー〜黒に変色しています。
変色してはいますがキノコもほとんど生えることなく2年目をむかえてくれました。これもひとえに井桁積みのおかげだと思っています。
雨ざらし薪に対してこちらはキレイなままのアベマキ(クヌギ?)。これらも2016年の同時期に薪にしたものです。雨がかかる地面近くのものは多少グレーがかっていましたが、屋根近くのものはこのようにキレイです。あ、薪の小口が黒くなっているのは手動薪割り機の刃の塗料ですよ。
さあさこちらは2017年の6月ごろに割った枝薪。これも見事に変色していますね。こちらについてはキノコやカビなどの菌類が目につきます。割ってからまだ2ヶ月もたっていないので手にとってみてもまだ重いです。
こちらは同じ雨ざらし枝薪でもこのあいだのお盆でわったもの。まだ小口がそれなりのナチュラルカラーを保っています。もちろん持ち上げるとずしりと重い。これからどんどん変色していくんでしょうね。
雨ざらし薪の調子はどうだ?
ということで管理人の薪をみてもらいましたが果たしてこれらは良く燃えるんでしょうかね?
本来なら薪をわり含水率計をあてて科学的に考察でもしたほうが良いのでしょうが、それは将来の楽しみに置いておきましょう。
今年は薪ストーブ歴2年目なので何事も体験して学ばなければいけません。
雪がふる直前には雪よけのカバーくらいはかけてあげたいところです、ね。
「薪ストーブは燃えているか」さんのおはなし
「薪ストーブは燃えているか(以下薪燃えさん)」さんの「雨ざらしの薪の作り方」というエントリーを読んでみてください。
薪燃えさんの素晴らしいところは「雨ざらし薪に可能性と尊敬の念をもっておられる」ところにあるんですね。決して「雨ざらしはダメ!」なんて言いかたはされていない。薪燃えさんは屋根つき薪に落ち着かれたようです。十数年でご自身なりに結論を出されているものですからこちらも「そうなんかぁ」って読める。
「雨ざらしうんぬんではなく積み方など通風が重要だ!」ってことでしょう。
薪燃えさんの薪ストーブブログは本当に面白いですからぜひ全部のエントリーを読んでくださいよ!ためになりますよ!
「薪焚亭」さんのおはなし
そしてこちらが「薪焚亭」さんの雨ざらし論。
うーむ、やっぱり十数年も真剣に楽しんで薪ストーブとともに生活している方はこういうような結論になるのでしょうかっていう記事。薪燃えさんと同じようなことをいっておられるように思いますね。
薪焚亭さんについても「通風が重要だ!」ってことでしょう。
ファイヤピットさんのおはなし
「ビニールハウスで薪は乾くか、のその後」というエントリーに大変興味深いデータが記載されていますね。
ビニールハウス乾燥の薪と雨ざらし薪の乾燥具合を比較されているのですが、ファイヤピットさんいわく「どっちでもべつにそんなにかわんねーの(笑)!!」とのことw
いやいやファイヤピットさんの文体といいますかズバズバな感じはたまらなく好きです。
乾燥具合に変わりがないのであればビニールハウス乾燥になんのメリットが…って考えがちなんですが、やっぱり屋根があることでしょう。たいていの雨雪はクリアできてしまいますもの。
一度乾いた薪でも薪ストーブ投入直前に濡れてしまうと調子悪いですから、そういう意味ではビニールハウスにもメリットが…ってファイヤピットさんに議論を持ちかけるつもりは全くありません。ファイヤピットさんが言いたいのはそこじゃなくて「屋根つきかビニールハウスかとかじゃなくて太陽と風!」ってことなんでしょうし。
ファイヤピットさんのブログも大変ためになりますし何よりズバズバ文体が面白いですから全ての記事を読んでみてくださいよ!
今シーズンは雨ざらし薪とともに
お二人のご意見を聞きつつ私の雨ざらし薪に思いをはせてみます。
たのむから燃えてくれ!後生だから!
薪と薪の間は井桁積みを多用して通風を良くしたつもりではありますが、、、うーむどうなるのでしょうかw
それでは以上です!