薪を調達していて感じるところが多くあります。今回は薪づくりを通して気づいた「薪ストーブユーザーのキモチ」を記事にしました。
完成薪じゃなくて玉切り丸太がほしいときがある
完成薪は魅力的。乾いているし、つかいたいときにスグつかえる。
薪ストーブと薪は切っても切れないものですから、完成薪=乾燥した薪がないことには薪ストーブがタダの鉄箱になってしまいますよね。だから、私たち薪ストーブユーザーは気をもみながらも薪の調達に今日も走りまわるんですよね。
でも…
無料の原木が手に入るときにいつもいつも時間を割けるわけじゃないってのが本音でしょう。
場合によってはそんなお声かけが「ありがたいながらも苦痛」になるときだってあるでしょう。
- 断れば次がなくなる
- けれど、その日は時間をつくれない
なんてことは良くある話です。
あと問題なのが、原木をいただけるお相手さんが「ゴミ処分目的」だった場合、こちらが断ったことで面倒が解決しなかったために不機嫌な態度をとられるってことだってあるでしょう。管理人にも経験があります。
薪を手に入れるのってなんて面倒くさいことなんでしょうか!
さて本題。
去年はすべて完成薪を買ったが、今年は完成薪+自分で薪割りしたいなんて思うことはありませんか?
さすがに原木は手に入れられないけども、どうしても今年は薪割りに挑戦してみたい!
そういうキモチを押し殺して生活するのって薪ストーブユーザーだったらとくに我慢ならないことでしょう。
そういうときに頼りになるのが薪屋さんなはずなのですが、すべての薪屋さんが玉切り丸太を販売してくれるとはかぎりませんよね?
玉切り丸太が売られない理由
- 原木を仕入れて玉切りするまでが一番たいへん
- 完成薪に比べて粗利がすくなくなる
からでしょう。
完成薪なら60円/kgで販売できるものを30円/kgかそこらで売るわけですから利益が稼げません。
重たい原木を運び入れ、腰を痛めながら玉切りにしても利益がすくないから販売する意味がなくなります。
玉切り丸太がほしい理由
- 原木を置く場所がない
- 住宅街なのでチェンソーがつかえない
都市部に住まわれる方だけでなく、地方にお住まいの方でもみなさんが庭で原木を玉切りできるわけではありません。
完成薪を仕入れてきたけど、たまには斧で薪割りしたい!すこしでもお安く薪を仕入れたい!
そう思われるのは当然のことだとおもうんですよね。
原木の話があるから玉切りする場所がほしいときがある
薪ストーブを使っていると自然と原木のお話が舞い込んできます。
なんと自宅まで運んでくれる!ということになったとしても自宅に場所がなければお断りしなければなりませんよね。
もしくは、現場まで取りにいきたいけれども運ぶ手段がないからあきらめなければいけないなど。
軽トラ一台でも手に入れてしまえばほとんどが解決する話なのですが、薪ストーブのためだけに軽トラを購入するのもおかしな話です。
そういうときに考えるのは「場所があればなぁ」「トラックがあればなぁ」なんてことでしょう。
場所とトラックはお金で解決できます。
が、完成薪を購入すればもっとお安く解決することができてしまう。
だから薪ストーブユーザーは悩んでしまうんですよね。
たまにはエンジン薪割り機もつかいたい
いつもは斧で薪割りしているけど、たまにはエンジン薪割り機でスパッと時間を短縮したい!
なんてことを考えた方も多いでしょう。
エンジン薪割り機って楽しいんですよ。私は斧で薪割りするよりもエンジン薪割り機で薪割りすることに魅力を感じてしまう人間です。
ともかく、いつもはいらないけれど、たまには使ってみたくなるのがエンジン薪割り機ですよね。
全国的にみてもエンジン薪割り機のレンタルをしているところって少ないです。
薪割り機のレンタルにご興味をいただけた方はコメントをいただければ対応いたします
管理人は薪割り機のレンタルを去年始めました。
実績は3件のみなのですが、3件みなさまに喜んでいただけました。
「購入までもいかないけれど、借りたおかげで3トンの原木を一日で薪にすることができました!」なんてお言葉をいただけました。
よほど大量の薪を生産しない限り、一日か二日レンタルすれば十分です。
たまにはエンジン薪割り機もつかってみたいですよね!
全てをかなえてくれる”薪場”があればいいのに!
これが薪ストーブユーザーの本音でしょう。
- 完成薪も手に入る薪場
- 原木を持ち込ませてくれる薪場
- 薪割り機をレンタルしてくれる薪場
- ゆうずうがきく薪場
えらそうなことは言えませんが、薪を売るだけではダメだとおもうのです。
薪ストーブユーザーは完成薪だけがほしいのではなく、柔軟な方法で薪が手に入ること。いうなれば、薪にまつわる問題を解決したい!ってこと。
ユーザー一人一人の求めることって実は多岐にわたっている。
製品(完成薪)を売ってほしいのではなく、状況に応じたサービスを売ってほしいんです。
管理人はどうしてもどうしてもこういう薪場を作りたくってならないんです。
そういう場所があればもっともっと薪ストーブユーザーとして充実した生活を送れるのに!っておもうんです。
だから、私がやる。
そのとっかかりとしてはじめたのがレンタル薪割り機なんです。
先は長いですが、少しずつ実現していこうと思います。
それでは以上です!