2018年は関東甲信越地方で例年よりも22日も早く梅雨明けが発表されました。
さてみなさん、梅雨の時期に草刈りははかどりましたか?薪は割れましたか?ということで、これからの季節に必携のグッズを紹介したいと思いますよ!
パワー森林香とは?
蚊取り線香といえばキンチョーが有名ですが、おもに一般家庭向けの製品ラインアップを取り扱っておられます。
パワー森林香は主に林業従事者向けの製品なこともあり、それを生産する児玉兄弟商会さんは、一般〜ハードな使用方法をカバーするラインアップを取りそろえておられるのが特徴的です。獣よけ用の線香も販売されているんですね。
パワー森林香の特徴といえばやはりその太さと煙の量。
成分としては、キンチョーの蚊取り線香がアレスリンという防虫成分を持つのに対して、パワー森林香はメトフルトリンという成分を含有しています。
成分については後ほど説明しますね!
お次はその太さや煙の凄さを実際に見ていただきましょう!
太さが違う!煙が違う!
”赤函(あかかん)”から取り出してみますとまず驚くのがその太さ!
”金鳥の渦巻”、いわゆるンチョーの蚊取り線香で有名なこの製品と比べてもボテッとして太いのがわかっていただけると思います。
この太さが煙の量に一役かっているのですよ!
コチラは裸で焚いたようす。
煙の量が蚊取り線香とは違います。
コチラは、この後紹介する専用の携帯防虫器に入れてみたようすです。
モワーッと大量の煙が周囲に広がっているのが見てとれますよね!
凄い!
頑丈な携帯防虫器
野外作業をするには線香を携帯しなければいけませんよね。
そんなときに携帯器が必要なのはわかりますが、パワー森林香は何よりもその太さが特徴ですので一般的な携帯器ではおさまりません。
ここは素直に専用の携帯防虫器という製品を購入しましょうね。
とはいえ、やはり専用品は専用品です。シッカリと頑丈につくってありますし、プラスアルファの使い心地を堪能することができますよ。
けっこうガッシリした作りになっている専用の携帯防虫器。
右側に見えるプラスチック部分はなんと予備の森林香を収納できます!
このように、予備の森林香を2巻収納することができます。
携帯防虫器を開けてみると特徴的なのがそのツメ。
裏表その両方にガッチリしたツメで森林香をホールドすることができます。
またこのツメがあることで防虫器の表面に燃焼部分が触れることがありません。
さきほど紹介した予備収納部分ですが、実はこの収納部分が人間側にあたるため燃焼熱を人間側に伝えにくい構造になっています。
携帯防虫器が開かないように、ロックがもうけられています。
このロック部分ですが、5年ほど使用したものでも十分ロック機構がはたらいていました。というより、ロック金具がシンプルなものなので仮に曲がってしまっても修復可能な構造なんですね。
良くできています!
蚊取り線香と成分が違うの?
ここでパワー森林香の成分を見てみますよ。
【パワー森林香】
- メトフルトリン
【金鳥の渦巻】
- アレスリン
となっています。
蚊に対して速効性のある金鳥の渦巻
金鳥の渦巻はみなさんご存知のように”蚊に特効を示し、速効性がある”ことが特徴ですよね。
揮散性が強いパワー森林香
それに比較し、パワー森林香はピレスロイド系の防虫成分のなかでも【メトフルトリン】という成分が使用されています。
その特徴としては”揮散性(きさんせい)が比較的高く、防虫効果も優れている”とあるように、まさに野外作業にピッタリの性質を持っていることがいわゆる蚊取り線香との違いであるといえます。
パワー森林香は名実ともに野外作業に最適だったんですね!
とにかくオススメです!
ということで、今回は児玉兄弟商会さんのパワー森林香をみてきましたが、煙の量を体験し、またその成分まで調べてみるとまさに野外作業にピッタリの線香だったことが確認できました。
暑い夏、野外作業に汗するみなさんは虫に悩まされたくないはず。
ちょっとだけ林業にたずさわってきた管理人としましても、自信をもってみさなんにオススメできるのがこのパワー森林香なんですよ!
ぜひ一度手にとっていただきたい製品ですのでみなさんお試しくださいませ!
それでは以上です!
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