汚薪(おまき)と向きあう

 

汚薪(おまき)と向きあう

正直に言います。薪山崎、薪も残り少ないというのに薪をダメにしてしまいました!

汚薪(おまき)の製造方法

汚薪(おまき)と向きあう
汚薪(おまき)と向きあう

汚薪の製造方法は簡単です。

雨ざらしにし、直接地面に置き、なるべく密集させて一年間をすごさせることでどなたでも簡単につくることができます。

直接地面に置くことで湿度を保ち、虫や菌類を引き寄せることが可能です。

地面近くの薪ほど汚薪として上質なものになりますので、高く積みあげているのであればそれを崩して地面に直接触れるように配置しなおすとより良いでしょう。

日本海側の地域では日差しの少ない冬でも順調に製造することができます。

汚薪業者になりたい方はぜひ日本海側への移住も視野に入れると良いかもしれません…

なんて書いてて悲しくなってきますねw

汚薪になった原因

もうわかっていただけますよね。

  • 雨ざらし
  • 地面に直接置く
  • 密集させる

ことが原因です。

薪ストーブの本やブログなどでは必ず、

  • 棚は地面から高く浮かしましょう
  • 屋根をつけ、薪が濡れたままにならないようにしましょう

とありますが、まさにその通りですw

対峙し、復活を願う

薪用の原木購入直後
第一陣の薪を棚に移した様子
雨ざらしのまま冬をむかえた薪
地面近くでは腐朽が進んでいる

上の写真は時系列に並んでいます。

原木購入から薪棚にうつしつつしながら雨ざらし薪が減っていく様子と、雨ざらし薪が真っ黒に腐朽していく具合もわかっていただけます。

せっかく購入した薪がぬるぬるになり、キノコなどが生え、ちょっとばかり香ばしい(という言いかたに抑えます)を発するなんて悲しくなってきますね。

これはすべて私自身の責任であり、4シーズン目こそはこのようなことのないようにしたい!

ということで、汚薪さんたちにはそのままほったらかしにするようなことはせず、きちんと薪棚に収まっていただくことにします。当然ですが!

汚薪復活のため棚に移した様子

一目瞭然。

これまでに雨ざらしの薪を何度か薪棚に移してきましたが、地面付近の汚薪さんの風格ったら凄いものがあります。

色は黒ずんで、、なんていうものではなく、真っ黒。

ノワールに染まりきっていますね…漆黒。

その小口をアップしますと…

汚薪の汚い小口

いやぁ!やっぱりこればっかりは修正無しでは掲載することができませんねw

しかし、私自身はこれらの薪を湿った地面から救出し、薪棚に持ち上げ、良く陽のあたる南側面に丁寧に置きましたよ!

大切な薪をこんなふうにしてしまった。

汚薪から逃げることをせず直視することは大切なことです。

また、これを教訓にすることはもっと大切です(大げさ)。

今年の春はファイアーサイドのログラックを制作するぞ!

と決意しつつ、おまきちゃんの復活を切に願う薪山崎でした。

それでは以上です!

<こちらも読んでください!>