2019年5月。ここ京都府与謝郡では森林組合さんもチップ屋さんも原木を個人に分けてくれなくなりました。
ということで、伐採してきました!という記事ですよ!
親戚の山に到着!
現場に到着時の写真と、下の記事は先日書いたものです。
記事の内容は「薪原木を売ってくれないなら自分で切る!」というもの。
腹をくくって親戚の山に入らせていただくことにしたんですね。
山といっても道に近く、道に近いといっても電線や柵などはありません。
小川に石が積んであったりと整備してあることを除けば障害物はほとんどないといった状態です。
川の向こうには尾根まで簡単に上がっていけるような山になっています。
左側が川上になりますので谷口にある山だと思っていただければいいと思います。
現場をぐるりと見渡せば、あるわあるわのナラクヌギ!!
森林組合さんやチップ屋さんに相手にされなかったこともすっかり忘れて作業に入ることができましたよw
運搬車も持参
川沿いには作業道がつけられています。
親戚のおじちゃまから聞いた話によると、昔はここを入り口として谷上まで畑が広がっていたとのこと。
いくら谷口で平坦な部分とはいえ道をつけるとなると大変です。
川が整備されたときにでも道がつけられたのだろうか?
とはいえ軽トラが入れるのは上記写真付近までなんですね。
仕事じゃないのに数十メートルも重い玉切り丸太を運んでられるか!ということで運搬車を持参しました。
仕事でないのでゆっくりと
奥まで行きたいのに川ざらえしたあとのなごりがたかーく積み上げられています。
また、奥には笹が生い茂っていました。
笹を刈り払ったあと、この砂山を処理します。
処理といってもこんなもの。
運搬車が通れるだけでいいんです。
なんて生意気ですね。
笹刈りと砂山との格闘だけで二回30分も休憩しましたねw
✳︎休憩中の図
それでもいいんです。
ゆっくりと安全第一が一番なんです。
40センチクラスの楢ゲット!
奥まで入るに鬱蒼としていた現場ですが、なんとか運搬車が入っていけるように格好がつきました。
1日目は川の向こう側(写真右側)からのびる木を伐採。
細いものばかりだったんですが、今後待ち受ける大物?を伐採するためにはまずここを処理しなければなりません。
1日目の釣果はこれだけ。
これだけだと軽トラ一杯がいいところでしょう。
そして2日目。
直径40センチほどの楢を伐採できました。
いやー怖いですね。
まず株立ちという時点で怖い。
受け口の位置がどうしても高くなるため足場の確保が大変でした。
そして川。
川がスムーズな後処理を阻みます。
ええ、阻まれましたとも。
1日かかっても枝処理するので手一杯でした。
川に落とした大本命は後日回収することにします。
昼は思い切って70分休み。
枝処理中にも10分休憩を2度ほどはさみはさみしての作業でした。
原木を切りに行って思ったこと
めっちゃ大変でした。
ってまだ搬出できてないんですけど、ここまででもかなりの疲労がたまっています。
チェンソーパンツは新品のハスクバーナクラシックを購入しました。
というのも、今回気をつけたのは「絶対に怪我をしないこと」
趣味の薪集めで怪我をすることは避けなければなりません。
それと同時に思ったのが、「今まで買ってた原木って安かったんだなぁ」ということ。
道に近い現場でこのキツさですから、森林組合さんやチップやさんはもっと急峻な現場から木を下ろし、それこそ私なんかじゃ到底こなせないような重労働をされていたことでしょう。
そう考えれば、あのキロ15円ってのはほんと安かった。
安すぎた。
だから、山から木が下りてこないのでしょう。
私がもっと高い単価で大量に購入していれば森林組合さんももっともっと人を導入してもっともっと木を切ってくれていたことでしょう。
エンドユーザーの希望を叶えることができなくなってきたということでしょう。
エンドユーザーの給料がもっとあがっていけばこんなことにはdsrgじゃお…もうやめときましょう。
ということで、薪山崎の薪狩がはじまりました!という記事でした。
それでは以上です!