今回は玉切り馬があることのメリットをお伝えいたします!
玉切り馬があればあんな問題が解決するのですよ!
玉切り馬が得意なこと
- 玉切り馬は木材を地面から離すことができます。
- 玉切り馬は木材を複数本設置することができます。
これらが玉切り馬の得意なことです。
ですが、こんな特徴があるからといってなんでも玉切り馬を利用すればよいというモノではありません。これには理由があります。
玉切り馬を使わなくても切れる木材については玉切り馬そのものを使うメリットがありませんよね。どういうことか。
これはつまり、太い原木についてはチェンソーを入れて、原木をころがしてってすれば地面にチェンソー刃がふれる心配はないわけです。というより、太い原木を持ち上げて玉切り馬にのせることのほうが億劫です。
ということはです。玉切り馬が得意なことにしっかりと着目してあげることで玉切り馬を使用するメリットがハッキリクッキリ浮かび上がってくるわけですよね?
ええい!列挙してしまいますよ!
- 細すぎて地面にふれそうな木材や枝
- 1本ずつ作業するにはあまりにも非効率な木材の場合
ってこれ「玉切り馬の得意なこと」を言い換えただけなんですね。
でもこういう言い方をすると「ピン!」とくる方は多いんじゃないかと思います。
枝や建築端材と相性バツグン
というわけで玉切り馬、枝や建築端材と相性バツグンなんです。めっちゃ薪割りの効率が上がるんです!ってことを写真でお伝えします。
*安全のため(材料があばれないようにするため)必ずゴム等で固定してください!
細くて薄い建築端材。このように大量に玉切り馬にのせまして、ゴム紐等でしっかり固定します。この固定作業をおこたってしまうと木材がチェンソーの刃に引っかかって必ずあばれまくりますので非常に危険ですよ。
固定が確認できたらチェンソーで一刀両断する!
バッチリ決まりました。
私はこのような建築端材を知り合いの大工さんから大量にいただき、焚きつけ材として利用させてもらってます。
焚きつけ材として利用するにもまずは薪ストーブに入る大きさにカットしなければなりませんが、玉切り馬があればこんな作業もスムーズに行うことができますね。素晴らしい。
お次は枝薪。
キレイにカットできているでしょう?というか、この太さの枝薪は乾燥のために割るのが必要ではあるのですが、、、今回は短くカットしたから!という理由でこのまま過ごしていただくことにします。
お次。建築端材のなかには太いんだけど中途半端に短い状態で手に入るモノがあります。
決して文句をいっているわけではありません。こういう米松などは手斧でこまかくすれば最良の焚きつけ材になるんですよね。
だがしかし、このままの長さ(50センチ程度)では手斧で割れないばかりか薪ストーブにも入りません。
かといって、地面に置いてチェンソーでカットするには短すぎる。要するに、チェンソーでカットするには木材があばれて危険なんですね。
こういう場合はどうしたらよいか?ってことで玉切り馬なんです。
ね?玉切り馬の素晴らしさがわかっていただけましたでしょうか?
玉切り馬は2×4材3mを1本で製作可能
玉切り馬は2×4材の3m長が1本と木ビスが少々あれば1台製作可能です。
冒頭の写真をみていただいたら作り方は1目でわかっていただけると思います。
ちなみに、私は熟読しているブログ「薪ストーブは燃えているか」さんのブログ写真を参考に作りましたよ。その写真は「玉切り台」という記事で見ていただけますのでぜひ参考になさってください。
みなさんも玉切り馬を利用して安全便利に玉切り作業にはげみましょう!
それでは以上です!