本日が正月休み最終日の薪山崎。夕方から薪割り機の動画を眺めていました。
世界にはいろんな薪割り機がありますねぇ。みなさんにはいろいろな薪割り機の種類をみていただけると思います。面白いですよ!
ヨコ型の薪割り機
ホンダウォークさんの『PH-GS13ProGX』です。
日本で流通するヨコ型薪割り機の代表格と言ってもいいでしょうね。作りもしっかりしているように見えますし、エンジンもホンダの上位機種が搭載されていますよ。
このPH-GS13ProGXは複筒型のシリンダーを持っていますので戻りも早く使いやすいともいますね。また、ポンプ制御部の機構が素晴らしく、シリンダー動作中に途中で止めることも可能です。行き戻り共に途中で止めることが可能なので、短い薪を割る時も時間のロスを少なくすることができますよ。
さらにこの薪割り機のギヤポンプ、2ステージ型といいまして、負荷の小さなときは速く動作し、負荷がかかってくると動作の動きを遅くしてその代わりに力を増大させる機能を持っています。
もっと廉価なヨコ型機種もありますが、2ステージ型のギヤポンプを持ち、途中でシリンダーの動きを止められる機種っていうのは他にありません(薪山崎調べ)。もちろん、この機種よりもお高いものでは搭載されていることが多いです。が、お値段が10万円は違います。
お値段と機能のバランスが良いのがこのPH-GS13ProGXであるといえるでしょうね。
日本で購入できるエンジン薪割り機の中ではこの機種を基準に考えていただければあなたに必要な薪割り機を選んでいただけるかと思いますよ!
ってこのタテ型薪割り機っていうのは全世界的にも機構が単純な分、自作されている方が多いようです。ウデに自信のあるかたはタテ型薪割り機を自作してみても良いのではないでしょうか?
工夫が凝らされてますね。
それではどんどんいってみましょう!
タテ型の薪割り機
ブレイブ社のVH-1500です。
この動画は私がよく拝見させていただいております、薪焚亭さんが配信されているものです。
薪焚亭さんのVH-1500にまつわる記事が面白いのであわせて読んでくださいね。
この薪割り機の素晴らしい点ですが、上で紹介しましたPH-GS13ProGXの持つ機能はそのまま搭載されていながらにタテ型だというところなんです。だから、購入者としてはPH-GS13と迷うんですよね〜。タテ型って実は薪割り機界では一般的な製品でして、海外では座って作業するという習慣がないためタテ型薪割り機が主だったりします。
ちょっと大型機種の部類には入りますが、このように立って作業できるタテ型が多く見受けられますよ。
あ、忘れてました。VH-1500のの最大の特徴は『シリンダーの往復速度』にあります。このシリンダーの往復速度っていうのは薪割り機業界では?『サイクルタイム』と言うんですが、これがなんと8秒なんですよね。
私が知る薪割り機のサイクルタイムっておおよそ12〜18秒くらいなんですけども、8病ってのはほんとにすごい!動画を見てその速さを見てください。当たり前ですが、サイクルタイムが早い機種というのは必然的に作業時間が早くなるってことなんです。
薪割りにさける一日の時間って限られていますよね?こういうサイクルタイムが早い機種を手に入れれば、一日でも多くの休日が得られること間違い無しですよね。素晴らしいです。
回転ハンマー型の薪割り機
これ、使うのに慣れが必要といいますかなんというか、アブナイですよねw
小さな丸太やある程度小さく割った丸太しか対応できないようにも見えます。回転するハンマーの許容量を超えてしまうと丸太がハジケてしまうような気がしてなりません。
が、ある程度割った後の丸太なり小丸太をスピーディーに小割りにしていくには良い機械だと思われます。
回転部分と動力(エンジン)が離れている分場所を取りますし、日本のご家庭用には現実的でないような気がしますね。日本で使っておられる方がいらっしゃったら見せていただきたい機種です。
ドリル型(スクリュー型)の薪割り機
このドリル型、私個人的には正直あまり興味をそそられない機種ではあるんですが、海外の動画を見てみますと数多くアップロードされているんですね。機構がシンプルなので導入が簡単だからでしょうかね?いくつか見てみましょう!
シンプルで使いやすそうです。YouTubeで『screw log splitter』と検索していただくとまっさきに表示されます。造りもしっかりしていますし見た目にも安定感がありますよね。これなら一台ほしいかなって思わされますよね。
既成品ですね。
こちらはトラクターのPTO(プロペラシャフト回転部分)に取り付けてあります。トラクターですからハイパワーなんでしょうね。かなり大きめのものが取り付けてあります。
こちらは動力源に車を使っていますねー。わかりやすくて最高ですねw
ただこちら、新車ではやりたくありませんねw いらない車を持っているっていう方なら導入されても良いかもしれません。というより、このドリルって既成品で売ってあるんでしょうか?ブレーキディスクにぴったりと合うように作られています。
うーむ。どうみても上の動画のドリルと同じ製品に見えますよねw
やっぱり既成品ですねこりゃ。
にしてもこの車、ホイールや塗装はまだまだ『乗れてる感』があふれているというのに、ナンバーが取られているんですよね。いらない車なのか、愛車を利用しているのかはわかりません。若くて腰パンしている人たちですから愛車なのかもしれません。
手作り感があふれていて良いですよね。動力はエンジンと本格的ですよ。
もしかしたらこのドリル型の部品っていうのは、DIYサイトなんかで気軽に売られているのかもしれませんね。海外、特にアメリカはDIY文化が盛んなので大抵のものは個人でも手に入れることが可能と聞きます。
既成品と、DIY部品&自分の手持ち部品(エンジン等)とで比べたりしつつどうしようか考えるのが楽しいのでしょう。楽しそうで良いですよね。
お次は薪販売業者さんなどが使われるような大型機種やおもしろ機種を紹介します!
その他(大型機種など)の薪割り機
日本の方の動画ですね。平野林業さんが広葉樹を薪製品にされているようです。
これくらい大型の製品になると玉切り→薪割り→運搬?まで一連の流れでこなせるようになっておりますね。
上には上がありますよね。平野林業さんが使われている機種のより大型のモデルです。これにいたってはトロンメル(回転式クズ払い機)が搭載されていまして、大型のカゴもしくはトラックの荷台にほうりこむまでに薪自体の掃除が完了してしまうっていうものです。薪販売をするにあたってトロンメルがあれば顧客に喜んでいただける『綺麗な薪』が簡単に生産できますよね。羨ましい限りです。
『100ways』ってもうすごすぎて言葉が出ません。いろんな薪の大きさ、長さに対応できるスーパーな製品だってことが動画だけでビンビンに伝わってきますよね。これ、めっちゃ欲しいですがまずトラクターを買わなければいけないような気がします。単体のエンジン付きモデルがあれば良いんですがね。ま、お金もないですけどもねw
これに関してはあいた口がふさがりませんよホント。
林業機械で伐採のできるアタッチメントっていうのは知っていましたが、これはなんと薪割りもできてしまうアタッチメントです。使用するには油圧系統の豊富なショベルカーが必要ですよね。
ショベルカーを所有していて山を持っていたらたら一人で薪無双ができそうな機械です。すごすぎて欲しいとも思えませんねw
直訳しますと『1馬力薪割り機』でしょうか。
薪割り機の機構にも十分目が行くところなのですが、お馬さんの優しいオメメに癒やされてしまう動画ですよね。
この薪割り機が欲しい!と思っても、お馬さんが家にいないことにはどうしようもありません。お馬さんありきでの薪割り機なんでしょうね。
巨大な薪割りブレードが印象的な薪割り機です。
この薪割り機はトレーラー牽引ができるようになっていることから、エンジン付きモデルとみてよいでしょう。で、音からしてディーゼルエンジンを積んでいますねこりゃ。
200トンてもうなんでも粉砕してしまう力ですよw
大型の薪割り機の動画を見てて思うのは、『まず大量に原木を用意する必要がある』ってことですよね。ある程度大量に原木があるからこそ運用できるってもんです。
凄いです。
これくらいのモデルを見るともはや安心感すら湧いてきますよねw
油圧のログリフターがついてますのでヨコ型でも一人で十分作業ができるようです。薪割りブレードも油圧で高さ調整ができるようですし、一人でもかなり効率よく安全に作業できそうですよ。
お金に余裕があればこれくらいのモデルがほしいなあ。
おわりに
薪山崎はほぼ毎日薪割り機の動画を見ています。
YouTubeで薪割り機の動画を見ているんですが、『薪割り機』と検索するのも良いですが、『log splitter』として検索すると世界中の薪割り機動画が見れて大変面白いですよ。
日本で販売されているモデルの中では、その造りや値段のバランスを考えると下記機種がほしいですね。ほしいほしいってこのブログで何回言ってるんでしょうかw
*2017/4月に下記モデルを購入しました!
ブログ薪ならぬブログ薪割り機、そろそろ意識していけないとあきません。
薪割り機ってほんとーに楽しいですよね!
それでは以上です!
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