ファイヤピットさんっていう北海道の薪ストーブ屋さんがいらっしゃいまして、ここ数日で薪ストーブユーザーにとって興味深い記事を書いておられたので注目してみます。
ファイヤピットさんの紹介
①廃材だけでは絶対に無理 | 函館の薪ストーブ屋 ファイヤピット 熾壺日記
この記事、ネスターマーティンS43を使用する方にとっても大変興味深い記事になっていると思います。
ファイヤピットさんってどこどこの薪ストーブが最高!なんてコトはブログで書かれませんし、そうでありながらどこどこの薪ストーブがダメなんてコトも言わない方だから好きなんですよね。きちんと作られている薪ストーブに限られる話しではありますけどね。
で、この記事、タイトル通り、『廃材だけでは絶対に無理』ってコトを言っていらっしゃるんだけども、その理由はわかりやすくは書かれていない。というより、やっぱり隠していらっしゃる。
赤文字はファイヤピットさんが書かれている言葉ですよ。
◎『"廃材、端材、建材" と "薪" は違う』ってコト。
◎『廃材は廃材焚いてるように焚いてあげなきゃいけないのに』、そう焚かないから薪ストーブが壊れてしまうってコト。
◎(廃材を薪として使うことは)『薪に比べてそうとう神経を使う』ってコト。
また、この記事の中ではネスターマーティンやメイスンリヒータみたいにブリック素材(耐熱レンガ)だけで出来ているもの以外『絶対壊れる』ともおっしゃってます。
ぜひともまずこの記事をみなさんにも読んでいただきたいんですけど、これら情報からどんなことが考えられましたか?
そしてまた、この記事の補足として以下の記事を書かれています。
②廃材だけでは絶対に無理 2 | 函館の薪ストーブ屋 ファイヤピット 熾壺日記
またまた、赤文字はファイヤピットさんが書かれている言葉ですね。
◎『ネスターはもともと少しの空気で燃やそうって設計』ってコト。
◎『"小さくキレイにゆっくり焚けるストーブ" を作ろうって意図をネスターマーチンから俺は感じる』って感じておられるコト。
①と②の記事のなかでネスターマーティンが取り上げられていたってことに興味を持って読んでみたんだけども、そこはファイヤピットさん、薪ストーブに適した燃料が何かってコ 問いかけをうまく作っておられますね。凄いですわ。
で、読者には決して強制しないってとこもファイヤピットさんの記事らしくて私は好感が持てます。ファイヤピットさんのお客さんな方には丁寧に説明されているんでしょうけど、そうでない私なんかには『想像してね♡』って感じでしょうかw
で、私がこの答えを出すのであればですね、
『廃材や端材(はざい)、建材は乾きすぎている』
からダメってコトなんじゃあないかって思うわけです。
ええ。これってけっこうイイとこ突いていると思いますw
なんでかって言うとですね、やっぱり廃材って言うのは薪に比べて乾きすぎていて、薪ストーブに入れる廃材の量によっては空気を絞ってもガンガンに温度が上がってしまうってコトだろうと思うわけです。
みなさん聞かれたことはありませんか?3年目の薪は乾きすぎていて薪ストーブに向かないってな話しを。
どなたが言った言葉だっけ?ファイヤピットさんだっけ?ごめんなさい、おぼえてないんですけども、薪ストーブの温度って空気量を多くしたり少なくしたりで調整するんではなくて、入れる薪の量や太さ、大きさで調整するんだよって話しがあるんですね。
ここ1ヶ月焚いてみての感想ってまさにその通りで、たくさん薪を詰め込んでしまうとネスターマーティンのダイアルを1付近にしても明るい炎を上げて燃え上がってしまうんですよね。そうなってしまうと温度が落ち着くのを待つしかない。
そういうことをおぼえてからは、ネスターマーティンの天板の温度が低くない限りは薪をやみくもに多く入れることを控えているんです。というか、それで十分だし、そうせざるを得ないわけなんですよね。暴走しますから。
乾燥しすぎた薪の問題
つまりですね、『ネスターはもともと少しの空気で燃やそうって設計ですが、それ以外の薪ストーブに乾きすぎた廃材を入れてしまうと暴走を引き起こしかねないってコトがファイヤピットさんの言いたいことだろうって思うわけなんですよ。
みなさんも記事内容からそのように感じられたんじゃないでしょうか?
あ、ファイヤピットさんはネスターマーティンのみが優秀だなんておっしゃってませんし、多分ネスターマーティンの悪いところも知っておられることでしょう。ネスターマーティンの弱みも必ずあるはずですよね。
で、ここはやっぱりタイトル通り、『廃材だけでは絶対に無理』ってことを真に受けましょうねw ネスターマーティンユーザーでも無視できる内容ではないはずです!
建築端材の優秀性
廃材や端材、建材は焚きつけにするとめちゃんこ優秀なんですよね。そこはみなさんも体験的に知っておられると思います。私の薪ストーブ横にある焚きつけは建築端材ですよ!
左に見えるのは極上のクヌギ薪で、右側のカゴに入っているのは建築端材の米松です。
この米松、最高の焚きつけになってくれてます。
楽しい薪ストーブライフ。適材適所で楽しみましょう!ってことでしょうか!
ファイヤピットさんのブログ、面白いですね!
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