11月28日の京都府与謝郡はソコソコ寒い、というところでしょうか。
なんにしましてもそこは11月下旬。薪ストーブ日和であります。
で、記事タイトルの件ですね。
ええ、こういう馬鹿なことって考え始めたらホント楽しいですよねw
『ネスターマーティンS43がこの世になかったとしたら』とまでは言い過ぎだと思いますので、『ネスターマーティンS43とどの機種で悩んだか』を発表しつつ、薪ストーブの中で薪山崎が魅力的だと考えるものをお伝えできたらと思います。
ネスターマーティンと悩んだ機種たち
ヨツール F305(ベースモデル)
なんて、なんてかっこいいのでしょうか!
また、ヨツールのサイトに使われている写真って全体的におしゃれですよね。
薪ストーブもですが、家もかっこいいし、置いてある家具も高級そうだw
かっこいいですよね。
え、この機種って実はそれこそ最後の最後まで悩んでいた機種なんですよ。
正確に言いますと、下記の腰下部分が囲われたモデルが欲しくてたまらない時期がありましたんですね。フェイスブックに『これほしー!』って投稿した記憶があります。
この写真の右側のモデルですね。今見ても欲しいですもの。
このモデルの特徴はやっぱり正面ガラスにありますよね!水中眼鏡かテレビのようで、レトロ感も出しつつシンプルなデザインでほんとホレボレします。
で!薪山崎がこのモデルでなくネスターマーティンを選んだかポイントなんですが、その燃焼方式なんですね。
ネスターマーティンはWOODBOX燃焼方式っていう、気密性の高い二次燃焼システムをもっています。あ、もちろんF305も現代的なクリーンバーン二次燃焼システムをもっていますよ。詳しくない方に言いますと、平たく言えば二次燃焼システムをもっているって言う意味では同じなんですよね。
だが!私はネスターマーティンの二次燃焼システムである、WOODBOX燃焼システムを使いたかった!使ってみたかった!っていうのが本当のところ、ではなく!!!!
ネスターマーティンS43の方がガラス面積が大きいから
なんですよねw
燃焼システムについても少しくらいはその理由になっていますが、実はココなんですね。あ、後に続く機種についてももしかして?って想像ついた方もとりあえず読み進めてくださいねw
ではお次。
ドブレ760CBJ
ドブレ ドブレ760CBJ | 薪ストーブ | 暖炉・薪ストーブ | METOS
うーむこちらもかっこいい!
この機種は、ネスターマーティンS43よりも少し大きく、W780×D580×H800mmという寸法になっています。重量は210kgあります。
あ、ネスターマーティンS43がW735×D472×H803㎜の190kgですから、やはり少しドブレの方が大きいといえますね。他のスペックについてもおおよそ同じものとなっております。
実はこのドブレ、ネスターマーティンと同じくベルギー製のストーブなんですよね。そういうことからも良いライバルに見えたといいますか、けっこう比較検討した思いでがあります。
で!薪山崎がこのモデルでなくネスターマーティンを選んだかポイントなんですが、やっぱりこういうことなんですよね。
ネスターマーティンS43の方がガラス面積が大きいから
なんですw あ、正確に言いますと、このドブレとの比較の場合は『ドブレと違ってガラス開口が湾曲していない分ネスターマーティンの方がガラスが大きく見えた』ってことでしょうか。
しかしですねこのドブレ、定価が¥390,000とネスターマーティンの¥470,000よりもお安いんですね。ま、購入先によって掛け率はまちまちでしょうし、本来は実売価格で比較すべきでしょうけども、ドブレはシンプルな造りだけあってお値段もリーズナブルに見えますね。
ではお次。
ダッチウエスト セコイアFA455
セネカ / セコイア | 薪ストーブならダッチウエストジャパン
この重厚感。凄いですよね。鋳鉄のカタマリ感がハンパないですよね。
このモデルについてはキャタリティック燃焼システムが特徴となります。
つまり、触媒燃焼システムってコトですね。煙突付近に触媒を設けることによって、二次燃焼システムに加えてさらに触媒燃焼もさせるわけですから、排気もクリーンで薪の燃焼効率も上がるってわけですね。
あ、ダッチウエスト以外にもアメリカの薪ストーブっていうのは触媒燃焼システムを持つ場合が多いです。というのも、州によっては排気のクリーンさ加減が厳しく帰省されているところがあるんですよね。
ですから、ダッチウエストでも触媒燃焼システムのストーブとクリーンバーン燃焼システムのストーブが用意されているんですよね。
で!薪山崎がこのモデルでなくネスターマーティンを選んだかポイントなんですが、
ガラス窓が小さい!
ってコトなんですw みなさんもう飽きてこられたと思うんですが、正直なところがソコなんですから仕方がないと考えてやってください。
さらに言えば、ですが、実は薪山崎、このキャタリティック燃焼システムっていうのがちょっとひっかかったんですね。触媒って数年で交換しなければならないんです。
また、部品交換が必要ってコトは部品点数が増えたり、スキマが増えるってコトですよね。薪山崎が買う薪ストーブはなるべくシンプルなものが良いなとも考えていたんです。
それでは最後。
スキャン CI-10GLCB
CI-10GLCB [スキャン薪ストーブ] | 【公式】モルソー日本総代理店
やっぱかっこいいですねこのスキャン!
このモデル、側面に穴ぼこがあいているように見えませんか?
そうなんですよね、実はココに石がはめ込んであるモデルもあるんですね!
ファンタスティックですよね。
この石、ソープストーンといいまして、石だけに鋳鉄のみよりも蓄熱性が高くなります。つまり、火が消えかけても石に蓄えられた熱が発せられますので冷めにくい、ってコトなんですね。
このスキャンですが、ソープストーンモデルか通常モデルかで悩んでいるうちにネスターマーティンに心が移った記憶があります。
だって、、ガラスが、、ってもう止めときましょうw
さいごに
こうやって見てみますと、私ってけっこうクラシカルといいますか、保守的といいますか、横型で薪長さの長いものが入れられるタイプが好きなんだなって思いますね。
最近のヨーロッパなんかですと、小さい薪を入れる縦型でモダンなタイプが主流になりつつあるようですね。
ヨーロッパってセントラルヒーティングとかスチーム暖房が普及してまして、薪ストーブが大型である必要がないみたいなんですね。で、縦型は最近ホントかっこいいのが増えてますし、そちらが選ばれるってことでしょう。
うーむ素敵です。
私にも薪ストーブの好みがありますように、みなさんにも薪ストーブの好みって色々あると思います。
で、私が思いますに、薪ストーブってある程度名の通ったといいますか、しっかり作られた機種であるならばそんなに優劣って無いと思うんですね。
つまり、薪ストーブにとって大事なのって、煙突だったり、薪の乾燥だったり、ひいては薪ストーブユーザーの技量だったりするわけですね。
なので、色んな意見に惑わされることなく自分の好きな機種を選んだら良いと思うんですよ。
で、その機種を家に一度迎えたら、その機種が喜んでくれる焚き方を研究すれば良いと思うんですね。あ、何度も言いますが、煙突がしっかりした二重煙突であることや薪の乾燥があってこそですけどもね。
多少のお勉強は必要でしょうけども、そっから先はユーザーとしてビビっとくる機種を選びましょうっていうのが今回言いたかったことかもしれません。
そうすれば、薪ストーブユーザーの個性がそのまま薪ストーブにも表れてくるような気がしますね。
薪ストーブってホント素晴らしいですよね。
薪ストーブライフ!!!
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