チェンソーの刃が半分に減ったのを期にヤスリのサイズを変えてみましたよという記事です。
オレゴンの4.5mmを購入
私が使用するチェンソーの刃はスチール社製の「26RM 74コマ(.325 RMラピッドマイクロ)」という製品を使用しています。オレゴン社の製品でいえば22BPXという製品名が該当しますね。
この製品のヤスリゲージは4.8mmが基本です。
4.8mmのままチェーン刃が無くなるまで使用しても良いのですが、なんか最近「研げてないなぁ」ということが多くなってきました。
やする前
4.8mmで研いだ直後のチェーン刃の様子です。
左右バラバラの長さになっているのは「石や砂に当てた後に完全修正していないから」です。つまり、「チェーン刃を全て同じ長さに揃えていない」からです。
刃の長さはともかく、新品から半分ほど使用してくると刃の高さがそれに合わせて小さくなってきます。そのためにヤスリのゲージ、つまり寸法を小さくしてやることで小さくなった刃に対応してやろうというのがヤスリゲージを小さくする目的だと理解しています。
やすった結果
なんか角が立っているように見えませんか?
アップしてみますね。
お次は違う角度から↓
もひとつ違う角度から↓
うん!けっこう「マシ」になったと思いますよ。
研ぐ前のアップ写真がないので正確な比較はできておりませんが、上記の写真を見比べていただくと「上刃がまっすぐになった!」様子が見ていただけるんじゃないかとおもうんです。
また、上刃の横刃の交わる部分を上から見ると「ピンとした!」ように見えます。
このあと小径の枝をカットしてみたんですが明らかに食い込みが違いましたよ。
おわりに
誠に申し訳ないことなんですけれども、謝らないといけないことがあります。
チェーン刃が半分以下に減ってきたら必ずヤスリの寸法を小さくしなければならないかどうかは私には今のところ判断できません。ということなんです。
これらの情報はネットショップのヤスリ4.5mmに売り文句として書いてあった「刃が半分以下になったらご使用下さい」というのを意識したのが最初です。
ただ先ほども書きましたように、チェンソーの刃って「減れば減るほど高さが小さくなってくる」んですよね。ということは、ですよ。同じ4.8mmを使用したままだと「刃の土台方向に大きく削れてしまう」っていうことですよね。
上刃からヤスリ頭を4分の1出してやするを実践するために、刃が小さくなってきたら必然的に小さいヤスリでないと対応できないのだろうっていうのが今のところ私が理解しているところです。
ただ、これについては刃の土台寸法などもからんできますし、メーカーもそれを見越して刃の土台部分を設計しているかもしれません。
ですので、みなさんにおかれましてはキチンとした方に説明を仰いでから実行してくださいね!
今回は以上です!