ダブルトリガースロットルの利便性 【新ダイワ製刈払機 R26-2W】

ダブルトリガースロットルの利便性 【新ダイワ製刈払機 R26-2W】

新ダイワの刈払機、R26-2Wという機種がどうしてもほしくて購入しました。

パワーや耐久性はもちろん、決め手となったのはタイトル写真にも写っているダブルトリガースロットルレバーなんですね。

今回はそんなダブルトリガースロットルを紹介しようと思います。

ネットでダブルトリガーを調べると…

上記ブログサイトはチェンソーなど林業機器が気になる方なら一度はおとずれたことのあるブログだと思います。情報量が豊富で何より役に立つ!

そんなチェンソー本舗さんも新ダイワのR26について触れられていたので読んでみますと…

ただ、ハーフスロットルに設定していて、少しの間エンジン全開にしたいというときに、簡単にできないという難点はあります。
長いレバーと短いレバーが完全に固定されているからです。


黄色い矢印の間隔が固定されているので、そこの所を改良して短いレバーを(緑色の矢印)握れば、スロットル全開になるようにするといいかと思います。
(長いレバーと短いレバーのスペースはスプリングなどで取ればいいと思います。)

チェンソー本舗 |ダブルトリガーレバーより引用

なんのことやら…という方もいらっしゃると思いますが、ここでダブルトリガーを説明しておきますと、

  • 長いほうのレバーを握ることで調速した回転数にできる
  • 短いレバーを握ることで調速した高回転もしくは全開にできる

というものなんですね。

なのに、チェンソー本舗さんの記事からはこのダブルトリガースロットルの良さを見いだすことができないわけです。

あれれ?

私が思ってるもの、求めているものとはチョット違うぞ?

長いレバーを低回転側にふったとき、短いレバーもそれにつられてあまり高回転まであがらない設定になるってことですよね?

いやいやちがうちがう!

以前の職場で出会ったR26は違った!ので、購入した!大正解でした!

そうなんです。

ワタクシ、少しの間だけですが林業会社にお世話になっていました。

そこで出会ったR26-2Wは、

  • 長いほうのレバーを握ることで調速した回転数にできる
  • 短いレバーを握ることで調速した高回転もしくは全開にできる

まさにこのような運用ができていたんです!

チェンソー本舗さんがおっしゃるような”短いレバーと長いレバーが完全に固定”されてることなんてなかったぞ!

ということで購入したところ、大正解だったんですねぇ!

調速と全開が決め手!

ということで、この特徴的なスロットルレバーについて解説していこうとおもいますよ!

まずは大前提として、

  • 長いレバー = 調速設定可能なレバー
  • 短いレバー = 長いレバーより高回転域を受け持つレバー

と理解してください。

これだけでダブルトリガースロットルの特徴を十分に理解していただけたといってもいいでしょう。

お次からは具体的な調整方法を紹介します。

長いレバーの調整方法

新ダイワ製刈払機 R25-2W 長いレバー

長いレバーは操作捍(そうさかん)のすぐ近くに位置しています。

これはつまり、常時握るのが長いレバーということ。

低回転側を受け持つわけですから当たり前ですよね。

新ダイワ製刈払機 R26-2W 長いレバー

握り込むとこのようになります。

ちなみに、この長いレバーにはスロットルワイヤーは接続されていません。

スロットルワイヤーは短いほうのレバーについているんですね。

で、調整方法は、

新ダイワ製刈払機 R26-2W

このネジをまわしておこないます。

締め込むと高回転に。

緩めるとアイドリングのまま全く回転があがらないところまで調整できます。

作業状況に応じて簡単に低速側の回転数を設定することができるんですね。

短いレバーの調整方法

新ダイワ製刈払機 R26-2W 短いレバー

短いレバーは操作捍よりも奥側にあり、あえて右手で握りこみにいかないと届きにくい位置にあります。短いので小指側で握るような形になりますね。

これ、ほぼ全開位置です。

短いレバーにスロットルワイヤーが接続されていますので、”ワイヤーを引っぱってる感”が直接伝わってきます。なんじゃそりゃ。

新ダイワ製刈払機 R26-2W 短いレバー

調整はこのダイヤルを回して行います。

ダイヤルを動かすと長いレバーと短いレバーの間隔を調整することになるんですね。

新ダイワ製刈払機 R26-2W 短いレバー調整

左側の写真ですと全開に。

右側は長いレバーでストップがかかるため、長いレバーよりも比較して高回転域をまかせることができます。

なんて素晴らしいスロットルレバーなんだよう!

おわりに

チェンソー本舗さんの記事の赤文字部分をみてください。


黄色い矢印の間隔が固定されているので、そこの所を改良して短いレバーを(緑色の矢印)握れば、スロットル全開になるようにするといいかと思います。
(長いレバーと短いレバーのスペースはスプリングなどで取ればいいと思います。)チェンソー本舗 |ダブルトリガーレバーより引用

とあるように、私のR26には最初からスプリングがついていることに気づかれた方もいらっしゃるでしょう。

もしかしてチェンソー本舗さんの記事当時から改良がなされているのかもしれません。

とはいえ、短いレバーと長いレバーはチェンソー本舗さんの写真の製品でも固定されていません。

ダイヤルを回して調整することが可能です。

スプリングもあまり動作に関係ないように思います。(ワイヤーの戻りはエンジン本体側にスプリングがついているため)

 

最後になりましたが、新ダイワのR26-2Wを購入しようという方で、ネットで情報を調べる中不安になっている方は購入されても安心ですよ!ダブルトリガー便利ですよ!ということがお伝えしたかった!

チェンソー本舗さんの記事をみてR26の購入を躊躇されている方の助けになれば幸いです。

あ、チェンソー本舗さんってホント役に立つ情報盛りだくさんなんでそちらもぜひぜひ読んでくださいね!

それでは以上です!