薪割り機を使われている方ってたくさんおられると思いますが、みなさんどうやって運搬されているのでしょうか?
今回は、今までいろいろと苦労(失敗?)してきた管理人が決定版をご紹介したいと思いますよ!
結論!タコマンの三脚キットで怖いものなし!
こういう形で地面に置き、チェーンブロックを装着します。
三脚の広がり防止ロープは必須です。特に、私のような三脚使いに慣れていないものにとっては必要でしょうね。趣味の薪割りで怪我をするなんて論外です。
軽トラなどに積み込みされる場合は安全のためにも三脚を組んでからチェーンブロックを荷台上から取り付けたほうが安全ですし合理的です。私は後からそれに気づきましたw 安全なぶん、軽トラを余計に出し入れしないといけませんが、そこは安全第一。今後はそうしようと思っています。
で、エンジン薪割機をセットします。
十分に持ち上がったところで軽トラをバックでつけます。
息が全く切れることなく軽トラに積み込むことができました!
それでは薪割り場まで出発です!
現場に着いたら、積み込みとは逆の要領で下ろしていきます。
三脚を組み立てたあとにエンジン薪割機の乗った軽トラを三脚下にセットし、チェーンブロックで吊り上げます。
軽トラを前進させて引っこ抜き、薪割機が宙吊りになった状態にし、その後チェーンブロックで地面まで下ろします。
ちょっとスリングベルトが足りなかったので危ない感じにはなっていますが、今後キチンとしたスリングベルトを用意しようと思っています。
130kgほどもある薪割機を簡単に現場搬入することができましたよ!すごい!
すごいですよねこの威力!?
私のエンジン薪割機は自走式ではありません。
自走式でないため、地面がアスファルトやコンクリートでない場所に行くと途端に言うことをきなかくなります。
自宅から薪割り場まで距離があるのですが、今までは傾斜を利用し、歩み板で運搬していました。
これがめっちゃキツかったんですよねぇ!
このキツさをお伝えする前に、管理人の薪割り状況をお伝えしましょうか…
管理人の薪割りは…
現場が遠い
自宅にはまだ原木を置くスペースがありません。
ですから、親戚の山まで移動しなければなりません。
また、自宅周辺は田舎とはいえ民家と隣り合わせ。
エンジン薪割機やチェンソーの音を一日中鳴らすわけにはいきませんよね…
山が借りれただけでもありがたいのですが、移動するとなるとそれはそれで問題が出てくるのです。
そう。
重い薪割機を運搬しなければならない!
薪割機はやっぱり重い
上の記事は3年前のもの。
エンジン薪割機を購入した直後でした。
買ってわかったエンジン薪割機の重さ、といったところでしょう。
当時から重い薪割機の運搬には頭を悩ませていたのですね。
で、このロープウィンチ。
結論から言いますと、「現在は使用されておりません」
エンジン薪割機をひっぱることは可能なのですが、コンクリートやアスファルトの平坦なところでは大丈夫でしたが、土のデコボコした現場で、石がゴロゴロしたところなんかでは軽トラの鳥居(ロープの支点になっている部分)が持ちませんでした。
ボルトが今にも飛び出そうなぐらい負担がかかっているのがわかり、速攻で使用を中止した記憶があります…
歩み板を使ってはみたものの…
で、歩み板はしんどかったっていう話に戻します。
写真では伝わりにくいですが、ここは15度程度の斜面になっています。
歩み板を使ってエンジン薪割機を積んだり下ろしたりするためには斜面の力を利用しなければいけません。
平坦地では人間の力で軽トラまで押し上げたり下ろしたりすることができないのです。
だから、斜面を利用し、歩み板の角度をできるだけ軽トラの床面とフラットになるようにセッティングしなければならない!
これがなかなかキツかった!
自宅周辺のアスファルト坂では楽勝に積み下ろしができたのですが、現場では話が違う!
傾斜の上までエンジン薪割機を引っ張り上げていくだけでも大変なのに、そこから軽トラに積み込みをするのにも一苦労。
地面と歩み板の数センチの段差にも「おっしゃー!!」「クッ○ー!」とか言いながら踏ん張らないといけない始末。
薪割りをする前に大汗をかき、薪割りを終える頃にはまた積み込みの恐怖が待ち構えていたのでしたw
でもやっぱり!周りを気にせず存分にエンジン薪割機を回したい!
ということで今回導入したのがタコマンの三脚ヘッドと三脚ベースセット。
かかった総額は…
約¥26,000也
内訳は…
- 3m単管3本→約¥1,400×3 ✳︎近所のコメリにて購入
- タコマン三脚ヘッド→約¥6,500 ✳︎アマゾンで購入
- タコマン三脚ベース→約¥3,800 ✳︎アマゾンで購入
- 象印チェーンブロック→約¥8,600 ✳︎アマゾンで購入
商品リンクは記事の最後にあります!
という感じですね。
3倍力ロープシステムを組んだ時、三脚より安いと思ってロープシステムにしたのですが、はじめから単管三脚システムを組んだほうがよかったです。
話を変えますが、三脚ヘッドメーカーはタコマン意外にも数社ある中で今回タコマンを紹介したのはある理由があります。
三脚ヘッドが自在式であるということ。
です。
三脚ヘッド部分が固定されている商品があるのですが、これはこれで良いものなんですね。
三脚ヘッドに差し込んだ単管が動かないと言うことは、すなわち脚が広がらないから安全だっていうことなんです。
じゃあなんで管理人は自在式のタコマンを選んだか?
先ほどあげた写真の一つを見てください。
何が言いたいかお気づきになられたでしょうか?
そうなんです。
ヘッドが自在式なことで、単管三脚を簡単に運搬できるってことなんですよ!
↓こういうことなんです。
そういう理由から、薪ストーブユーザーで薪割機を持っていろんな現場に行きたい方にはやっぱりタコマン製品がお勧めだって思うんですよね!
固定式だとそれこそ庭に固定して終わり…ってことにもなりましょう!(私の場合だけかもしれません…)
こういう方におすすめだと思う
- 自走式でないエンジン薪割機を軽トラなどに積み込みする必要のある方
- エンジン薪割機を下ろす場所が悪く、歩み板で下ろすことのできない方
- 重量物を安全に、疲れることなく積み下ろししたい方
- +α 重い原木など持ち上げてチェンソー作業したい方
まさしく管理人のことですね!
いや、ホントもっと早くに単管三脚を導入すればよかったって記事を書きながも思っていますよ。
だってめっちゃ便利なんだもん。
みなさんにも使って欲しいんだもん!
ということで、今回は単管を利用した三脚の紹介でした!
めっちゃ便利で楽で安全ですから、ぜひぜひ導入してください!
それでは以上です!