タイトルを正確に言いなおしますと、『昨日の夜11時に薪の追加を止めて19時間後の18時現在、薪ストーブ炉内になんと燠が残っていました!』が正しいようです。
燠が残っていた嬉しさから記事にしてしまいました。
残っていた燠
で、上の写真の説明です。
18時に帰宅後、灰をならそうとして灰ならしで炉内を触ってみたんですね。綺麗なピンク色?もしくはオレンジ色をした燠がピョコンと出てくるではありませんか!
輝き方は色違いの飛行石のようです。天空の城気分です。
で、見ていただいたらわかりますとおり、他の大きめの薪の残骸は全て炭のような灰になっていることがわかっていただけると思います。何が言いたいかといいますと、灰の中に埋もれていた燠だけが残っているってコトなんですよね。
炉内の灰を一見しただけでは燠が残っているなんて思いませんでした。
もう少しかきならしてみますと、他にもチョコチョコと燠が出てくるんですよねこれが!
灰に完全にまみれていることがわかっていただけると思います。まみれているといいましたが、灰に完全にくるまれているといった方が良いでしょうかね。燠の表面にはたっぷりと灰がついているのがわかっていただけると思います。
昨晩は11時に最後の薪をくべて、2階に上がって寝ました。
そこから18時までを引き算しますと19時間ですよね。こんなに燠が残っているってコトに単純に驚きました。嬉しくもありましたね。一人ニコニコですw
先日、灰は助燃触媒ですよって記事を書きました。
炭酸カリウムのちから
その記事の中でも触れましたが、灰に含まれる炭酸カリウムの力によって燠が長持ちするんですよね。
灰に埋もれていて酸素に十分に触れられない燠でも、炭酸カリウムの助燃効果で長く残りますよってコトですよね。
今回19時間も経ってたってたんで燠なんて残ってない前提で灰ならしをしたんですよね。したら出てくるんですねー。嬉しい。
え、今日の京都府与謝郡は最高気温が19℃予想だったこともあって比較的暖かい一日だったといえます。会社でもエアコンやストーブは焚いてません。もしかしたら暖かい一日だったことも一つの理由かもしれませんよね。
でもやっぱりそれ以上に炭酸カリウムの触媒効果が燠を長持ちさせてくれるんだと思いたいんですよね。ま、多分にそういうことなんでしょうけれども、いかんせん私に化学式で考えられるような知識がないものですからね。
灰の文化誌
で、もしかして何か役立つ知識が得られるかもしれないってコトでこんな本を買ってみました。
というのもワタクシ薪山崎、灰の助燃効果って言うのが不思議で不思議でたまらないんですよね。面白いんです。
その逆に、灰があるってコトは、その下に燠が眠っているかもしれないってコトもわかりますから怖かったりもするんですよね。
だからオモシロイ。
薪ストーブって燃焼を始めとするいろんな科学現象でなりたってる道具ですけれども、灰に助燃効果があるってコトは薪ストーブ文化の無い日本でも経験的に知られていたはずです。
火鉢や手あぶりには土ではなく、灰が使われていますよね。で、途中で炭の燃焼を止める時には灰に埋もれさすってコトをやりますよね。あれって消してるわけではなく、完全に燃焼させないようにってコトだったんですよねぇ。深いです。感心します。
薪ストーブを使うようになって、『火』などについてより一層興味を持った方ってたくさんおられるのではないでしょうか。私もその一人です。
今回は燠が残っているって言うご報告だけでしたが、灰などについて科学的に説明出来るようになりたいものですね。
薪ストーブライフって人を成長させますよホント。
それでは以上です!
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