薪を仕入れて薪を焚く。薪ストーブってこれだけのことなんですが、先日煙突掃除をしてみてしみじみと感じたことがあるんです。
先日の煙突掃除結果
一週間ほど前に煙突掃除をしました。
悪い予想もしていたのですがなんとか少ない量のススで安心できました。どんぶり1杯程度のススでした。
何よりも質感がサラサラで悪い見本とされるタール状のススが見受けられなかったことがうれしかったです。
この結果にホッとするのと同時に、「やっぱり薪ストーブで大切なのは薪の乾燥だな!」と深く実感しているっていうのが薪ストーブ初シーズンを終えての感想です。
と言いつつも昨日28日には薪ストーブを焚きましたがw
高性能薪ストーブと断熱二重煙突よりも大切なこと
それってやっぱり「薪の乾燥」ですよね。
ホントもうこれに尽きると思います。
高性能と言われる薪ストーブを使おうが、薪ストーブの煙突口元から全て断熱二重煙突にしようが結果は全て薪の乾燥具合にかかってきます。
4ヶ月前ほどの1月にあげた記事ですが、薪ストーブでの失敗の様子を書いていますね。
薪ストーブで失敗しようと思うとですね、必ず薪の乾燥具合で失敗しなければなりません。
太薪を入れてその上に焚きつけ材を乗せ、着火材で火をつければ失敗の仕様が無いってもんです。
その逆に薪が乾いていなかった場合は簡単に失敗できてしまうんですね。
記事にしたのは上記の一回だけですが、実はワタクシ、未乾燥の枝などを「試しに」使ってみたり、「雪の下に埋もれた乾燥薪を取りにいくのが面倒くさいから」手前にある取りやすい未乾燥の薪を使ってみたりしたんですね。
回数にして4〜5回ほどでしょうか?見事な失敗でした。
見事な失敗。
明らかです。というか、何が失敗なのかって言うことなんですが、、、
未乾燥の焚きつけ材や薪を使うと着火材を使ったとしてもそのエネルギーを水分の蒸発に使われてしまうんですよね。
結果薪ストーブ炉内がモクモク煙だらけになって火が付きません。
ススやタールは未燃焼ガスだと言っても良いでしょう。
せっかくの高性能ストーブや断熱二重煙突でも未乾燥材をくすぶらせて排出されたススやタールを防ぐことは不可能です。
薪ストーブは薪の乾燥にかかっているんです。
おわりに
薪の乾燥が大事。
そんなことって薪ストーブユーザーの中で「当たり前」なことなんですが、確実に守れているかどうかって言えば「アヤシイ」ですよね。
薪を購入するとしても購入先の言うことを信用するしかない。
自分で薪を作るとしてもはじめは乾燥薪をうまく作ることができないかもしれない。
もしくは毎年乾燥薪を安定的に用意できるかどうかはわからない。
だから薪ストーブは面白い。とも言えますよね。
乾燥薪を使ったときの暖かさってもうホントありがたいですから。熾火も煌々としててキレイですし。
冒頭の写真は、わが家で1番風通りの良いところに置いた薪です。日当たりもそうですが、以前の薪置き場とくらべて風通りが良いことでここに薪を置きましたよ。
来シーズンの薪はどんな風に仕上がるでしょうか?
きっと上手くいくはず。と思うしかない。
だって乾燥薪であったかくなりたいもの!
以上です!